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2/13独特のスゴみを放つ、「YZF-R1M」専用のドライカーボン製フロントカウル。今回は「YZF-R1」の中でも、より高性能なR1Mに試乗した。
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3/13パワーユニットにはクロスプレーン式の直列4気筒エンジン「CP4」を採用。ピストンが上死点・下死点に到達するタイミングを分散させることで慣性トルクを低減。スムーズなエンジンの回転を追求している。
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4/13長年にわたりヤマハのフラッグシップスポーツの座を担ってきた「YZF-R1」だが、日本で正規販売されるのはおよそ6年ぶりのこと。特に“フルパワー仕様”については、今回が初の正規販売となる。
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5/13シート高は860mmと非常に高め。サーキットスピードでも車両を安定させるため空力は考え抜かれており、テールカウルも凝った形状となっている。
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6/13フルカラーの4.2インチTFT液晶メーター。メーターの背景色は白と黒から、表示モードは「Street」と「Track」の2種類から選択が可能だ。
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7/13倒立式のフロントフォークは、接地感の高さや、ニュートラルで軽快なハンドリングなどを重視して開発。「R1M」では高負荷時にも安定した減衰力を発揮させるべく、フロントアクスルブラケット部にガスシリンダーを追加している。
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8/13フロント同様、接地感を高めるべくセッティングが変更されたリンク式モノクロスリアサスペンション。「R1M」では、前後の足まわりを統合制御するオーリンズ製電子制御サスペンション「ERS(エレクトリックレーシングサスペンション)」の採用もトピックとなっている。
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9/13高度な電子制御システムは最新のスーパースポーツに必須の装備。特に「YZF-R1」でユニークなのがブレーキコントロールとエンジンブレーキマネジメントで、各センサーの情報をもとに、緻密にブレーキ圧やエンジンブレーキの利き具合が調整される。
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10/13タイヤには「YZF-R1」のハンドリングに合わせてコンパウンドを調整した、ブリヂストンの「バトラックス レーシングストリートRS11」を採用。操縦性の向上を図っている。
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11/13ストリートでも素晴らしいライドフィールを味わわせてくれた「YZF-R1M」だが、本領はやはりサーキット。オーナーとなった方はぜひ、スポーツ走行でその神髄に触れてほしい。
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12/13ヤマハYZF-R1M
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後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
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