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2/25“ニューMINI”の誕生以来、3世代にわたり設定され続けている「MINIコンバーチブル」。ルーフは古式ゆかしきソフトトップで、じゃばら状に畳んでリアに背負う格納の様式もクラシックだ。
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3/25従来型から大幅にデザインが変更されたフロントマスク。ラジエーターグリルをより強調する意匠となったほか、両サイドにエアカーテンのダクトを設けるなど、空力性能の向上が図られている。
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4/25インテリアもインストゥルメントパネルまわりを中心にデザインを変更。オプション装備として、新たにアンビエントライトが設定された。
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5/25電動開閉式のソフトトップは、オーバーヘッドコンソールに備わるトグルタイプのスイッチで操作する。開閉に要する時間は18秒だ。
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6/25「クラシックトリム」ではクロスとレザーの黒いコンビシートが装備されるが、試乗車には個別オプションで用意される、明るいチェック柄の入ったシートが採用されていた。
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7/25新たに採用されたメーターパネルは一見“フル液晶”に見えるが、実はエンジン回転計は機械式である。
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8/25全車標準装備となった8.8インチのセンターディスプレイ。スイッチ類がフラットな意匠となったほか、ディスプレイ内の表示レイアウトも変更されている。
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9/25ソフトトップは前方のみをスライドさせることも可能。サンルーフのように気軽にオープンエアを楽しめる。
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10/25「MINIコンバーチブル」のグレード構成は「クーパー」「クーパーS」「ジョンクーパーワークス」の3種類。エントリーモデルの「ONE」やディーゼルエンジン搭載車などは用意されない。
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11/25「クーパーS」のタイヤサイズは205/45R17が標準。試乗車にはオプションの18インチアロイホイールと205/40R18サイズのタイヤが装着されていた。
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12/25走行モード切り替え機構「MINIドライビングモード」は「クーパー」の標準仕様を除く全車に装備されるが、アダプティブサスペンションは「クーパー」か「クーパーS」の一部トリム、もしくは「ジョンクーパーワークス」でないと装備できない。
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13/25オープン時の風の巻き込みを軽減するウインドディフレクター。使わないときは、平らに畳んでトランクなどにしまっておける。
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14/25ソフトトップ車というと高速走行時の屋根のバタつきが気になるところだが、「MINIコンバーチブル」の屋根は非常に静粛。クローズド時の快適性は高い。
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15/25エンジンは2リッターの直4ガソリンターボで、192PSの最高出力と280N・mの最大トルクを発生。燃費はWLTCモードで14.8km/リッターとされている。
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16/25トランスミッションは7段デュアルクラッチ式AT。電動パーキングブレーキの採用もあって、センターコンソールはすっきりした造形となった。
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17/25今回の改良では、アダプティブクルーズコントロールにストップ&ゴー機能を追加。またMINIブランドのモデルとして初めて、車線逸脱警報が採用された。
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18/25今回試乗した「MINIクーパーSコンバーチブル」の車両本体価格は453万円だが、「クーパー」なら389万円と、“スタート価格”が400万円以下に踏みとどまっている。
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19/25外観からも察せられる通り、後席はあくまで緊急用。スペースが狭いうえに背もたれが立ち気味となっており、長時間の乗車は厳しい。
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20/25荷室容量は屋根が閉じた状態で215リッター、屋根が開いた状態で160リッター。上部のカバーは2段階の高さ調整機能付きで、これが下段にないと屋根を開けられない。テールゲートは下方に開口するタイプで、かさばる荷物を積むときには荷室の屋根側も開けることができる。
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21/254座の手ごろなコンパクトオープンは、今や世界的に貴重なクルマ。「MINIコンバーチブル」は存在するだけでもありがたいモデルなのである。
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22/25MINIクーパーSコンバーチブル
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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