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2/192度目のマイナーチェンジが行われたF55型「MINI 5ドア」。F56型「3ドア」やF57型「コンバーチブル」とともに、2021年5月に日本での販売が開始された。
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3/19今回の試乗車は、パワフルな直4ディーゼルエンジンを搭載する「クーパーSD 5ドア」。車両本体価格は427万円で、5ドアの最上級モデルに位置づけられている。
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4/19マイナーチェンジを機に、大きく変わったフロントフェイス。LEDヘッドランプが全車に標準装備され、グリル中央部がボディー同色となった。
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5/19コックピットの基本デザインはマイナーチェンジ前と同じだが、レザーステアリングホイールやタッチ式の8.8インチワイドカラーのセンターディスプレイが全車で標準装備となった。
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6/19「MINIクーパーSD 5ドア」のリアビュー。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4040×1725×1445mm、ホイールベースは2565mm。車重は1350kgと発表されている。
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7/195インチの液晶パネルを組み込んだ「マルチディスプレイパネル」は「ONE」以外のグレードに標準装備されるアイテム。メーターパネルはステアリングポスト側に固定されており、チルト調整の際はステアリングホイールと一体で動く。
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8/19タッチ操作が可能な「8.8 インチワイドカラーセンターディスプレイ」を全車に標準装備。写真は「スポーツメーター」を表示した様子で、エンジン出力およびトルクに関する値が確認できる。
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9/19今回の試乗車は、オプションの「17インチアロイホイール テンタクルスポーク シルバー」に、205/45R17サイズの「グッドイヤー・イーグルF1アシメトリック3」タイヤを装着していた。
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10/19「MINI 5ドア」には8種類のボディーカラーが設定されている。今回の試乗車では「チリレッド ソリッド」の外装色に、ホワイトのルーフとドアミラーが特徴となる「クラシックトリム」と「ホワイトボンネットストライプ」が組み合わされていた。
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11/19最高出力170PS、最大トルク360N・mを発生する2リッター直4ディーゼルターボエンジン。WLTCモードの燃費値は18.9km/リッター。
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12/192リッター直4ディーゼルターボエンジンに組み合わされるトランスミッションは8段AT。2021年5月のマイナーチェンジで、電動パーキングブレーキが採用されたのもトピックだ。
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13/19「MINI 5ドア」の荷室容量は5人乗車の通常使用時で278リッター。後席背もたれを前方に倒せば最大で941リッターに拡大できる。床面は2段階の高さ調整が可能だ。
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14/19「MINIクーパーSD 5ドア」のサイドビュー。オーバーハングは、フロントが「3ドア」と同じ775mm、リアが3ドアよりも90mm長い700mmとなっている。3ドアよりDピラーとリアハッチゲートの傾きがなだらかなのも5ドアの特徴だ。
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15/19オプションの「クラシックトリム」と「レザーパッケージ」が選択された試乗車の内装。同トリムには、ピアノブラックのインテリアサーフェスやスポーツシート、アンビエントライトなどのアイテムが含まれている。
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16/19「MINIクーパーSD 5ドア」の後席。「3ドア」が2人掛けなのに対して「5ドア」では3人掛けとなる。後席の背もたれには、60:40の分割可倒機構が組み込まれている。
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17/19「ユニオンジャック」デザインのリアコンビネーションランプは、今回のマイナーチェンジを機に全車に標準装備。リアバンパーの形状がより立体的になったのも最新モデルの特徴となる。
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18/19MINIクーパーSD 5ドア
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下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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