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1/8F1第21戦サウジアラビアGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真)。サンパウロGPから3連勝、今季8勝目、通算103勝目を飾り、チャンピオンシップでマックス・フェルスタッペンに同点で並んで最終戦へ向かう。(Photo=Mercedes)
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2/8まさに痛恨のクラッシュだった。予選Q3、鬼気迫る走りでポールポジションを奪おうとしていたフェルスタッペン(写真手前)は、最終コーナーでブレーキングが遅れロックアップ、マシン右側をウォールにヒットさせてストップした。十分なリードを築いており、ポールは確実視されていたなかでのミス。「自分自身に憤りを感じているし残念に思っているけど、まだ2レース残されていて、この先も何が起こるかは分からないから」と前を向くも、タイトル争いに決定的な影響を与えかねないクラッシュだった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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3/8タイトルを懸けた2人による激しい戦い。赤旗のタイミングで前に出ることができたフェルスタッペン(写真右)に、ポールシッターのハミルトン(同左)が襲いかかるも、レッドブルの強引なディフェンスに度々2台のラインは交錯した。ハミルトンは、フェルスタッペンに追突してフロントウイングを壊しながらもトップに返り咲き優勝。ファステストラップも記録したことで同点決戦に持ち込んだ。(Photo=Mercedes)
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4/8フロントローに並ぶメルセデスの後ろ、3位からスタートしたレッドブルのフェルスタッペン(写真)。赤旗が出る前にピットインしなかったことが奏功し、2台のシルバーアローの前に出ることはできたが、3度のスタートのうち2度は失敗。またコースをはみ出て首位を守ったことでペナルティーを受け、トップをハミルトンに返す際には減速して追突を招くなど、荒れたレースの局面には彼がいた。2位でフィニッシュするも、ハミルトンからファステストラップを奪えず、チャンピオンシップで同点に並ばれてしまった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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5/8メルセデスのバルテリ・ボッタス(写真前)は、予選2位から3位でゴール。予選前後にはパワーユニットの不調で急きょ古いエンジンに交換、さらにミスファイアが起こりピットレーンでストップと肝を冷やす場面もあったが、メルセデス在籍100戦目のレースでは、最後の最後にエステバン・オコンのアルピーヌを抜き去りポディウムの一角にのぼった。メルセデスのチャンピオンシップでのリードは、これで28点に拡大。追うレッドブルにはきつい戦いとなってきた。(Photo=Mercedes)
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6/8アルピーヌの2戦連続表彰台は、最後にボッタスに抜かれてかなわなかったが、オコン(写真左)が予選9位から4位フィニッシュ。赤旗中断後の再スタートでフェルスタッペン(同右)、ハミルトン(同中央)とともにトップ争いに加わる活躍をみせた。カタールGP3位だったフェルナンド・アロンソは13位無得点となったが、チームはコンストラクターズランキング5位をキープしており、6位アルファタウリに29点も差をつけ最終戦を迎える。(Photo=Alpine F1)
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7/8アルファタウリは2台ともに予選Q3に進出、ピエール・ガスリー6位、角田裕毅(写真)もトラフィックに引っかかりながらも8位と健闘。レースでは、2台ともスタートで大きく順位を落とすも、ガスリーは赤旗を機に上位に返り咲き6位入賞。角田はセバスチャン・ベッテルと接触するなどし14位完走。初日から速さをみせていただけに結果につなげられず、残念なレースとなってしまった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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8/811月28日に79歳でこの世を去ったウィリアムズチームの創設者、フランク・ウィリアムズに哀悼の意を表した数々のセレモニーが開かれた。レース前には、1980年にアラン・ジョーンズがタイトルを取ったチャンピオンカー「ウィリアイムズFW07」のデモランが、1996年にウィリアムズ・ルノーで王者となったデーモン・ヒルのドライブで行われ、往時のフォードDFVサウンドがサーキットにこだました。1970年代後半、ウィリアムズのスポンサーだったのがサウジアラビア航空(サウディア)。この国のマネーがチームの経営基盤を支え、後に歴代4位となる114勝、コンストラクターズタイトル9回、ドライバーズタイトル7回獲得を誇る常勝軍団の礎を築いたのだった。(Photo=Mercedes)

bg
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