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2/21BMWの「4シリーズ グランクーペ」は、「4シリーズ」のダイナミックなデザインや運動性能と、5ドアならではの機能性を併せ持つとうたわれるモデル。今回試乗した「M440i xDriveグランクーペ」は、その4WDの高性能バージョンといえる。
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3/21センターコンソールが運転席側に向けられた“ドライバーオリエンテッド”なコックピット。日本仕様車のハンドル位置は右のみとなる。
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4/21試乗車に装着されていたオプションの「Mスポーツシート」。価格は13万6000円。
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5/21「M440i xDriveグランクーペ」が0-100km/h加速に要する時間は4.7秒。最高速は250km/hとなっている。
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6/2110スポークの19インチホイールには、ピレリの「Pゼロ」タイヤが組み合わされていた。赤く塗られた「Mスポーツブレーキ」は4万8000円のオプション。
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7/21最高出力387PSの3リッター直6ターボエンジン。500N・mの最大トルクを1800rpmという低回転域から発生する。
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8/21ボディーカラーは写真の「アヴェンチュリン・レッド」を含む全10色が選択可能。カーボン製のリアディフューザーやグリル、サイドミラーなどのドレスアップアイテムも用意される。
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9/21操舵量に合わせてギアレシオを連続的に変化させる「バリアブル・スポーツ・ステアリング」を装備。タイトコーナーでの取り回し性とダイナミックなスポーツ走行を両立させる。
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10/21フル液晶表示のメーターパネル。反時計回りに上昇するタコメーターが特徴的。
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11/21フルタイム4WDシステムを搭載する「M440i xDriveグランクーペ」。「Mアダプティブサスペンション」「Mディファレンシャル」と相まって、いかなる道でも安定した走りを実現する。
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12/21リアハッチの後端には、「Mリアスポイラー」と呼ばれるリップスポイラーが装着されている。
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13/21シフトはバイワイヤ式。シフトノブの周辺には、走行モードのセレクトボタンやインフォテインメントシステムの操作スイッチが配置される。
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14/21現行型の「4シリーズ」と同様、大きな縦型グリルが目を引くフロントフェイス。「セリウムグレー」のキドニーグリルやエアインテークで他モデルとの差別化が図られている。
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15/21クーペライクなルーフラインを描く「M440i xDriveグランクーペ」だが、後席のゆとりは十分。ヘッドルームは最小限ながら、ニールームには余裕がある。
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16/21荷室の容量は後席乗車時で470リッター。開口部の大きなハッチバックは、荷物の積み下ろし性にも優れる。
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17/213分割式の後席を倒し、荷室を最大化した状態。容量は2.5倍以上の1290リッターとなり、長尺物も容易に積める。
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18/21今回は160kmほどの距離を試乗。燃費は満タン法で7.9km/リッター、車載の燃費計で8.0km/リッターを記録した。
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19/21BMW M440i xDriveグランクーペ
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20/21「M440i xDriveグランクーペ」には、事前に設定したiPhoneをキー代わりに使ってドアの施錠・解錠やエンジンスタートができる「BMWデジタルキー」が用意される。このキーは最大5人までシェア可能。
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21/21ブルーのステッチで飾られる「Mスポーツシート」。「M」の象徴たるトリコロールのパイピングも目を引く。

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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