-
1/25
-
2/25「マセラティMC20」がデビューしたのは2020年9月。車名のMCは「マセラティ コルセ」を、20はこのブランドの新たな幕開けとなる「2020年」を意味している。写真は、ドア前方のエンブレム。
-
3/25オプション「フルナチュラルレザーインテリア」を選択した試乗車のシートは、座面と背もたれの“シェブロンデザイン”と呼ばれるステッチが特徴的。ヘッドレストのトライデント刺しゅうは12万円のオプション。
-
4/25シンプルな造形ながら、レザーにアルカンターラ、カーボンファイバーなど高価な素材が多用されるインテリア。量産車として初めて、Sonus Faber(ソナス・ファベール)のオーディオシステムが楽しめるようになった。
-
5/25「MC20」では、基本骨格にバスタブ型のカーボン製モノコックを採用。車重の公称値は「1500kg以下」で、車検証上は1640kgとなっている。
-
マセラティ の中古車webCG中古車検索
-
6/25リアは、「グラントゥーリズモ」や「レヴァンテ」などのものに似たランプを採用。マフラーエンドはやや高めの位置にレイアウトされている。
-
7/25F1由来の技術を生かして開発されたV6エンジン「ネットゥーノ」。2基のターボで過給され、3リッターの排気量から最高出力630PSを搾り出す。
-
8/25キャビン後方に縦置きされるエンジンのさらに後ろには、荷物の積載スペースが確保されている。
-
9/25荷室はフロントにもあるものの、底は浅め。小ぶりなブリーフケースなどバッグ類を収納するのに適した形状といえる。
-
10/25「MC20」が0-100km/h加速に要する時間は2.9秒以下。最高速は325km/h以上とされている(いずれも社内測定値)。
-
11/25メーターパネルは10.25インチの液晶タイプ。走行モードに合わせてグラフィックが切り替わる。
-
12/25ボトム部がフラットなステアリングホイールは、センターパッドの小ささも特徴的だ。
-
13/25鮮やかなブルーで彩られた走行モードのセレクターは、センターコンソール上に配置されている。モードはGT/スポーツ/コルサ/ウエットの4種類。
-
14/25「マセラティMC20」の燃費は、欧州複合モードで11.6リッター/100km(約8.6km/リッター)と公表されている。なお、今回の取材で計測した満タン法の値は、5.9km/リッターだった。
-
15/25左右のドアははね上げ式。外側にも広がるので、側方のクリアランスには注意が必要だ。
-
16/25鳥かご(Birdcage)と呼ばれるデザインの20インチアルミホイール。タイヤはブリヂストンの「ポテンザ スポーツ」が組み合わされていた。
-
17/25センターには、メーターパネルと同じ10.25インチのモニターが添えられる。インフォテインメントシステムのほか、空調を含む車両設定も画面を介して行える。
-
18/25エンジンのスタートボタンはステアリングホイールのセンター左下にレイアウトされている。写真でスポーク部に見られるように、クルーズコントロールが利用できる。
-
19/25マセラティでは「MC20」の追加ラインナップとして、オープントップモデルやフル電動モデルも計画しているという。
-
20/25マセラティMC20
-
21/25低く構えた「MC20」のノーズ。オプションの「サスペンションリフター」(39万円)を選択すれば、必要に応じてフロントを50mm上げられるようになる。
-
22/25フロントボンネットを開いた様子。2本のダンパーで支持されるが、カーボン製とあって非常に軽い。
-
23/25ステアリングホイールのセンター右下には、ローンチコントロールのスイッチが配置されている。
-
24/25ペダルのレイアウトはご覧のとおり。ブレーキペダル(写真中央)はエンブレムの型押しとなっている。
-
25/25助手席前方のロゴマークとトリコロール。ダークな色調のインテリアに彩りを添える。

高平 高輝
マセラティ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。