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2/202021年9月に世界初公開された、メルセデスのBEV「EQE」。先行デビューした「EQS」よりもややコンパクトなビジネスセダンと位置づけられている。
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3/20ボディーサイズは全長×全幅×全高=4946×1961×1512mm。切り詰められた前後のオーバーハングと、長いホイールベース(3120mm)が特徴的だ。
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4/20「EQE」にはエントリーモデルとなる「EQE350+」のほか、よりパワフルな「EQE500」やAMGモデルがラインナップされる。
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5/20空気抵抗に配慮した「ワンボウライン」と呼ばれるルーフラインが採用された「EQE」。一文字型のリアコンビランプも目を引く。
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6/20車内で印象的なのが、大きく寝かされたフロントウィンドウおよびAピラー。ドライバー側の斜め前方視界は、やや遮られ気味になる。
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7/20センターコンソールはブリッジ型。センターモニター周辺の形状は最新世代の「Sクラス」「Cクラス」のようなスロープ状になっている。
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8/20後席は足元の広さが印象的。対してヘッドルームに余裕があるとは言い難いが、頭上に広がるサンルーフは開放感を演出してくれる。
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9/20荷室のフロアは開口部よりも狭まっており、5人乗車時の容量は、このクラスにしては小さい430リッターにとどまる。
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10/20内燃機関を持たないBEVのなかでも、「EQE」の静粛性の高さは特に印象に残るものだった。
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11/20ステアリングホイールのスポーク上には、メーター表示や運転支援システムの操作スイッチが並ぶ。インフォテインメントシステムは音声認識機能でも操作可能。
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12/20こちらは、3つの大型スクリーンが横一列に連結された「MBUXハイパースクリーン」装着車のインテリア。助手席側スクリーンではテレビ等の動画視聴が可能だが、ドライバー側からの視認(よそ見)はできなくなっている。
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13/20「EQE」のホイールサイズは21インチ(写真)が最大。このほか19インチと20インチのものが用意される。
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14/20エントリーモデル「EQE350+」でも動力性能は十分。ハンドリングの軽やかさや高速道路での安定性にも感心させられた。
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15/20後輪操舵機能付きのモデルは、写真奥に見えるように、後輪を最大10度ステア可能。最小回転直径は12.5mから10.7mへと縮小される。
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16/20充電については、最大出力170kWの急速充電に対応。一充電あたり654km(WLTPモード)の航続が可能とされる。
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17/20後席は3分割の可倒式。背もたれを倒すことで、荷室容量の拡大、長尺物の積載に対応する。
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18/20「EQE」はドイツ・ブレーメンと中国・北京の、計2つの工場で生産され、2022年半ばにデリバリーが開始される。スタート価格は7万0626.5ユーロ(約953万円)となっている。
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19/20メルセデス・ベンツEQE350+
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20/20メルセデス・ベンツEQE350+

島下 泰久
モータージャーナリスト。乗って、書いて、最近ではしゃべる機会も激増中。『間違いだらけのクルマ選び』(草思社)、『クルマの未来で日本はどう戦うのか?』(星海社)など著書多数。YouTubeチャンネル『RIDE NOW』主宰。所有(する不動)車は「ホンダ・ビート」「スバル・サンバー」など。
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