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2/212022年4月にデビューした「ナイトスター」。新世代ハーレーの第3弾にあたるが、第1弾がアドベンチャー、第2弾がボバーカスタムと“とがった”モデルであったのに対し、ナイトスターはトラディショナルなクルーザーとして登場した。
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3/21現行ラインナップには「スポーツスターS」(写真右)という別機種も存在するが、むしろナイトスターのほうが、既存の「スポーツスター」の意匠を受け継いでいるといえる。
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4/21新型の水冷V型2気筒エンジン「レボリューションマックス975T」。既存の「レボリューションマックス1250」をベースにボアとストロークを縮小したもので、全回転域で高いパフォーマンスを発揮するよう、吸気ベロシティースタックやエアボックスの設計なども見直されている。
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5/21排気量975cc、圧縮比12:1のエンジンは、89HP/7500rpmの最高出力と95N・m/5750rpmの最大トルクを発生する。ハーレーダビッドソンが各モデルの最高出力を公開するようになったのは、つい最近のことだ。
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6/21車体については「スポーツスターS」と同じくフープ型のフレームを廃止。エンジンをストレスメンバーとして活用し、その箇所のフレームを廃することで、軽量化と車体剛性の強化を実現している。
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7/21「ナイトスター」は低重心化のために燃料タンクの位置も変更。一見、燃料タンクのように見えるそれは実はダミーで、本物のタンクはシートの下にレイアウト。給油口もシート下に備わっている。
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8/21メーターは速度計のみの一眼・アナログ式。下部にインフォメーションディスプレイが備わっており、走行距離やエンジンの回転数などはここで確認できる。
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9/21左スイッチボックスにはメーター画面の切り替えボタンなどを配置。かつては右と左にウインカーのボタンが分散していたハーレーだが、新世代のモデルでは、他の一般的なバイクと同じように、左スイッチボックスのレバーで左右の方向指示を行う方式が採用されている。
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10/21サスペンションは、前がφ41mmのSHOWA製正立フォーク、後ろがプリロード調整機能付きのツインショックの組み合わせだ。
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11/21スリムな車体と705mmの低いシート高により、足つき性は良好。ライディングポジションはクルーザーとしては少し前傾気味で、下肢はしっかりとひざを折るミッドマウントフットコントロールとなる。
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12/21前後ともに17インチの極太タイヤを履いていた「スポーツスターS」に対し、「ナイトスター」のタイヤサイズは前が100/90-19、後ろが150/80B16。この組み合わせも、クルーザーモデルならではのスタイリングに一役買っている。
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13/21シングルディスクのフロントブレーキはブレンボ製。リニアな利きと、その利き具合をしっかりとライダーの手に伝えてくるインフォメーションの細かさが特徴だ。
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14/21充実した安全装備も新世代ハーレーの特徴。「ナイトスター」にもABSやトラクションコントロール、ギアダウン時の後輪のスリップを抑制するドラッグトルクスリップシステムなどが装備される。
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15/21ライディングモードは「レイン」「ロード」「スポーツ」の3種類。選択されたモードに応じて、パワートレインやトラクションコントロール、ABSなどの制御が切り替わる。
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16/21ライディングモードの切り替えボタンは右スイッチボックスに配置。上の「TC」ボタンはトラクションコントロールのオン/オフボタンで、これを長押しするとトラクションコントロールが解除される。
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17/21小ぶりなビキニカウルが目を引く“顔まわり”。ヘッドランプは古式ゆかしき丸目・単眼だが、その中身はロービーム、ハイビーム、ポジションランプのすべてがLEDである。
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18/21カラーリングは「ビビッドブラック」「ガンシップグレー」「レッドラインレッド」(写真)の3種類。グレーとレッドはブラックの3万0800円高となる。
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19/21「ナイトスター」には純正アクセサリーが豊富に用意されており、走ることはもちろん、カスタムしても楽しめるマシンとなっていた。
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20/21ハーレーダビッドソン・ナイトスター
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伊丹 孝裕
モーターサイクルジャーナリスト。二輪専門誌の編集長を務めた後、フリーランスとして独立。マン島TTレースや鈴鹿8時間耐久レース、パイクスピークヒルクライムなど、世界各地の名だたるレースやモータスポーツに参戦。その経験を生かしたバイクの批評を得意とする。
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