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2/22「ルノー・キャプチャー」に設定された「E-TECHハイブリッド」。グレード名にもなっている、ルノー独自のハイブリッドシステムを搭載したモデルの第3弾だ。
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3/22インテリアの仕様は基本的に純ガソリン車と共通。“2階建て”のセンターコンソールがユニークで、インパネには7インチ液晶のマルチメディアシステム「EASY LINK」が標準装備される。
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4/22試乗車には、レザーシートと運転席電動調整機構からなるオプション「レザーパック」が採用されていた。
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5/22エクステリアにおける純ガソリン車との違いは少なく、テールゲートに備わる専用のバッジでそれとわかる程度だ。
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6/22車両重量は純ガソリン車より110kg重い1420kgだが、燃費は22.8km/リッターと、約34%も優れている(WLTCモード)。
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7/22パワーユニットは、1.6リッター自然吸気ガソリンエンジンとメイン/サブの2基のモーターからなるハイブリッド機構の組み合わせ。動力の伝達や遮断、合成、変速には、「電子制御ドッグクラッチマルチモードAT」と呼ばれる機構を採用している。
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8/22乗車スペースを犠牲にしないよう、走行用バッテリーはリアシート後方に搭載。後席の分割可倒機構や、160mmの前後スライド調整機構も残されている。
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9/22荷室容量は440リッターと、純ガソリン車の536リッターより縮小。床下に走行用バッテリーなどを搭載するためだ。
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10/22純ガソリン車と同じく、ドライブモードセレクター「マルチセンス」を搭載。走行モードは「エコ」「スポーツ」「マイセンス」の3種類だ。
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11/22「E-TECHハイブリッド」には、パワーフローメーターなどの機能を備えた10.2インチのフルデジタルインストゥルメントパネルが装備される。
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12/22回生ブレーキの力を強める「B」モードが設定されるのも「E-TECHハイブリッド」の特徴。ただし、ステアリングパドルなどで段階的に減速度を調整できるような機能は備わっていない。
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13/22ボディーカラーは試乗車の「ブルーアイロンM/ノワールエトワールM」を含む全5種類。このうち、ノワールエトワールMのモノトーンは「E-TECHハイブリッド」の専用色となる。
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14/22足もとには純ガソリン車と同じく「Pasadena」と呼ばれるツートンカラーの18インチアロイホイールを装備。試乗車に装着されていたタイヤも、純ガソリン車で使われるものと同銘柄のグッドイヤーのコンフォートタイヤだった。
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15/22運転支援システムは純ガソリン車でも充実していたが、「E-TECHハイブリッド」では自車の後側方を警戒する「リアクロストラフィックアラート」も追加される。
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16/22最新のモデルらしく携帯端末とのコネクティビティ―も充実。センターコンソールには2つのUSBポートと12V電源が用意されている。
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17/22センターコンソールボックスの背面には、後席用のUSBポートとエアコン吹き出し口が備わる。
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18/22高い燃費性能や走りのよさに加え、充実した装備や戦略的な価格設定も特徴だった「キャプチャーE-TECHハイブリッド」。コストパフォーマンスという観点からも、非常に有力なモデルといえるだろう。
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19/22ルノー・キャプチャーE-TECHハイブリッド レザーパック
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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