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2/227代目となる新型「日産フェアレディZ」。当初は2022年6月の発売予定だったが、サプライチェーンの混乱により延期に。このほどようやく発売にこぎ着けたが、今度は注文が殺到し、今(2022年10月)は受注を停止している。
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3/22フル液晶のディスプレイに3連の機械式メーター、バイ・ワイヤのシフトセレクターに手引きのパーキングブレーキ……と、操作系にはデジタルとアナログが混在している。
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4/22「バージョンT/ST」に装備される、本革とスエード調ファブリックのコンビシート。電動調整機構のコントローラーは、シートの内側(センターコンソール側)に配置されている。
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5/221969年からの歴史を誇る「日産フェアレディZ」。前身の「フェアレデー」の時代も含めると、その起源は1960年にまでさかのぼる。世界的に見ても長い歴史を持つスポーツカーなのだ。
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6/22新型は、先代から車両の基本設計を受け継ぎつつ、フロントのボディーまわりとリアクロスメンバーを重点的に強化し、十分なねじり剛性を確保。直進性を高めるべく、フロントにはハイキャスターのサスペンションを採用している。
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7/22タイヤサイズは、ベースグレードと「バージョンT」は245/45R18だが、「バージョンS/ST」では前:255/40R19、後ろ:275/35R19の前後異径となる。試乗車には「ブリヂストン・ポテンザS007」が装着されていた。
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8/22エンジンは最高出力405PS、最大トルク475N・mを発生する3リッターV6ツインターボ。先代の3.7リッターV6(336PS、365N・m)より大幅なパフォーマンスアップを実現している。
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9/22エキゾーストサウンドは最新の騒音規制に対応した控えめなもの。代わりに音響機器には、車内の静粛性を高めつつエンジン音を引き立てる「アクティブ・ノイズ・コントロール/アクティブ・サウンド・コントロール」機能が備わっている。
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10/22サスペンションには路面との接地性を向上させる高応答モノチューブダンパーを採用。一部の仕様のドライブトレインには、コーナリング時のトラクションを高める機械式LSDも装備される。
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11/2212.3インチの液晶メーターには、標準的な2眼デザインの「ノーマル」、ナビやオーディオなどの情報を大きく表示する「エンハンス」、センターにタコメーターを配置する「スポーツ」(写真)の、3種類の表示レイアウトが用意される。
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12/22センターコンソールに配された、9段ATのシフトセレクター。その右前にはスタートスイッチが、左前には走行モードの切り替えスイッチが備わる。
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13/22ボディーカラーは全9種類。試乗車に採用されていた「セイランブルー」は新色で、ルーフを「スーパーブラック」で塗り分けたツートンカラー仕様で用意される。
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14/22初代「S30」のそれを想起させるヘッドランプや、スクエアなフロントグリル、ボンネットのY字のプレスラインなど、新型「フェアレディZ」には、各所に歴代モデルをオマージュした意匠が取り入れられている。
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15/22運転支援システムは意外とコンベンショナルで、アダプティブクルーズコントロールはあるが操舵支援式のレーンキープアシストはない。もちろん「アリア」などに見られるハンズフリー運転支援機能なども用意されない。
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16/22トランクルームは広さはそこそこあるものの、ホイールアーチやリアサスペンションの張り出しが目立つ。大きい荷物を積むには、相応な工夫が必要だろう。
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17/22リスク回避のための協業がはやる昨今にあって、日産が自前のクルマづくりにこだわって送り出した新型「フェアレディZ」。“新しさ”で訴求するクルマではなかったが、だからこそ飽きずに長く付き合える気がした。
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18/22日産フェアレディZバージョンST
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下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
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