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2/202022年10月24日に日本導入が発表された3列シート7人乗りのミドルサイズSUV「ジープ・コマンダー」。当面はディーゼルエンジンを搭載する「リミテッド」グレードのみの設定で、車両本体価格は597万円。
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3/20「コマンダー」は、コンパクトSUV「コンパス」とフラッグシップSUV「グランドチェロキー」の間に位置するモデル。生産拠点はブラジルとインドで、日本導入モデルはインド生産となる。ジープの母国である北米には導入されていない。
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4/20リアガーニッシュと一体化した横長のテールランプやリアバンパーのデザインは、北米でおよそ30年ぶりの復活となったプレミアムモデル「グランドワゴニア」(日本未導入)の流れをくんでいるという。
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5/20新型「グランドチェロキー」ゆずりとなる、LEDヘッドランプと「セブンスロットグリル」が一体化されたフェイスデザイン。ヘッドランプには、前走車や対向車の有無を検知してロービームとハイビームを自動で切り替えるオートハイビームシステムが備わる。
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6/20外装色は写真の「パールホワイトトライコート」を含め、「ヴェルヴェットレッド」「ブリリアントブラッククリスタル」「グレーマグネシオメタリック」の全4種類をラインナップ。いずれもブラックペイントルーフとの組み合わせとなる。
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7/20最高出力170PS/3750rpm、最大トルク350N・m/1750-2500rpmを発生する2リッター直4ディーゼルターボエンジンを搭載。トランスミッションは9段ATが組み合わされる。
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8/20フロントシートには、電動調整機能とヒーターが標準で装備されている。ヘッドレスト下部やサイドサポート部分のキルティングデザイン、レザー表皮などで上質さを演出したという。
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9/20フロントシートと同じ表皮デザインが採用された3人掛けの2列目シート。背もたれのリクライニング機構や、ワンタッチでシートを格納できるタンブル機能が組み込まれている。
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10/20「ジープアクティブドライブ」と呼ばれる4WDシステムを採用。あらゆる路面状況で高い走行安定性を実現する「セレクテレインシステム」が組み込まれている。
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11/20インストゥルメントパネルやステアリングホイールのなどのデザインは、基本的に「コンパス」と共通。内装色は、写真のエンペラドールブラウン/ブラックとブラックの2種類が設定される。
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12/20シフトセレクター横に置かれた「セレクテレインシステム」のスイッチ。「SAND/MUD(砂・泥)」「SNOW(雪)」「AUTO(オート)」の3つのドライブモードが選択できる。
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13/20オーディオやインフォテインメントシステムを操作できる、センターコンソール中央に配置された10.1インチサイズのタッチパネルモニター。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。
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14/20「コマンダー」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4770×1860×1730mm、ホイールベースは2780mm。最大で80度まで開く大開口リアドアにより、3列目シートへの乗降性も配慮されている。
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15/20ポリッシュ加工されたスポークと光沢のあるブラックペイントを組み合わせたデザインの18インチホイールを標準で装備。今回の試乗車には235/55R18サイズの「ブリヂストン・デューラーH/T 684 II」タイヤが装着されていた。
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16/202人掛けの3列目シートにもリクライニング機能が備わっている。ただし3列目は座面とフロアの位置が近く、大人が座るといわゆる“体育座り”に近い姿勢になってしまう。
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17/20さまざまなシートアレンジを簡単な操作で実現する荷室の容量は5人乗車時で481リッター、7人乗車時で170リッター。パワーリフトゲートも標準で装備される。
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18/20旧フィアット系の「マルチジェット」エンジンにルーツをもつ2リッター直4ディーゼル。排出ガス後処理装置として尿素SCRシステムが採用され、排出ガス内の窒素酸化物(NOx)を大幅に低減している。
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19/20ジープ・コマンダー リミテッド
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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