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2/21メルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLB」をベースとした3列シート7人乗りの電動SUV「EQB」。ミドルサイズの「EQC」、コンパクトサイズの「EQA」に続くメルセデスEQの第3弾モデルとして、2022年7月に日本導入が発表された。
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3/21「EQB」は、FWD車「EQB250」と4WD車「EQB350 4MATIC」の2モデルをラインナップ。今回は車両本体価格788万円の前者に試乗した。メルセデスは、電動モデルを専門とするEQをサブブランドと位置づけ、車種バリエーションを拡充している。
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4/21中央部に「スリーポインテッドスター」を配したパネル式のグリルや、左右のデイタイムランニングライトをつなぐ光ファイバーのイルミネーションが採用されたフロントフェイス。ベースとなった「GLB」との差異化が明確に図られている。
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5/21「EQB250」では、最高出力190PS、最大トルク385N・mを発生するモーターをフロントアクスルに1基搭載。これに容量66.5kWhのリチウムイオンバッテリーが組み合わされる。
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6/21「EQB250」の外板色は、7万2000円となる写真の有償メタリックペイント「ローズゴールド」を含む全6色から選択できる。この外装色のラインナップは、4WDモデル「EQB350 4MATIC」も共通する。
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7/21インテリアの基本デザインは内燃機関車の「GLB」と共通。10.25インチコックピットディスプレイと10.25インチタッチスクリーン式ディスプレイを組み合わせた横長の液晶パネルや、タービン型のエアコン吹き出し口が目を引く。
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8/21徐々に採用車種が減りつつあるタッチパッド式のインフォテインメントシステムコントローラーを装備。タッチパッドの左に、ドライブモードセレクターが配置される。
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9/21リアフェンダーに急速充電用の給電口を、リアバンパーに普通充電用の給電口を設置。WLTCモードの一充電走行距離は、520kmと発表されている。
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10/21回生ブレーキのレベルは、レーダーが検知した先行車両との車間距離や走行状況に応じて回生レベルを自動調整する「D AUTO」と、回生レベルが弱い「D+」、標準で選択される回生レベルが中程度の「D」、回生レベルが強い「D-」の4種類から選択できる。
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11/21「EQB250」にはローズゴールドとチタニウムグレーパールのコンビ色となる「レザーツインシート」が標準で装備される。シートの位置調整は手動式。
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12/212列目シートにはリクライニング機能と、前後140mmのスライド機構が組み込まれている。こちらも操作は手動式となる。
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13/213列目シートは内燃機関車の「GLB」よりも3cm低い、身長165cm以下の乗員のみという使用制限が設けられている。背もたれには50:50の分割可倒機構が組み込まれ、シングルアクションで倒すことができる。
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14/21「EQB250」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4685×1835×1705mm、ホイールベースは2830mm。車重は2100kgと発表されている。
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15/21今回試乗した「EQB250」では、標準装備の18インチの5スポークアルミホイールに235/55R18サイズの「ブリヂストン・トランザT005」タイヤが組み合わされていた。
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16/21ダッシュボードの中央に位置する10.25インチタッチスクリーン式ディスプレイには、充電状況や走行中のバッテリー稼働状況をリアルタイムで表示できる。
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17/213列目シート使用時の荷室容量は110リッター(3列目バックレストの高さまでで計測)。荷室床面から天井までの高さは760mm、奥行きは275mmが確保されている。
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18/213列目シートを前方に倒した5人乗車時の荷室容量は465リッター(2列目バックレストの高さまでで計測)。荷室幅は1040mm、奥行きは最大で1060mmとなる。さらに2列目シートの背もたれを前方に倒すと、荷室容量を最大で995リッター(前席バックレストの高さまでで計測)まで拡大できる。
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19/21リアを横断するLEDのコンビランプデザインは、兄弟車「EQA」に通じるもの。フラットなアンダーボディーや密閉された前後エプロンなどにより、空気抵抗を示すCd値は0.28と発表されている。
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20/21メルセデス・ベンツEQB250
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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