-
1/20
-
2/202023年3月16日に日本導入が発表されたメルセデス・ベンツの新型「GLC」。今回のモデルは2代目にあたり、GLCとしては初の全面改良となる。
-
3/20「GLC」の日本導入モデルは、現在のところ最高出力197PSの2リッター直4ディーゼルターボエンジンに、同23PSを発生するマイルドハイブリッドシステム「ISG」を組み込んだ「GLC220d 4MATIC」のみ。
-
4/20今回の試乗車では、60万円の有償オプションとなる「AMGラインパッケージ」が選択されていた。立体的なスリーポインテッドスターをちりばめた「スターパターングリル」や19インチサイズの「AMG 5スポークホイール」がエクステリア上の特徴となる。
-
5/20新型「GLC」の外板色は試乗車がまとっていた8万円の有償色「モハーベシルバー」を含む、「オブシディアンブラック」や「スペクトラルブルー」など全10色から選択できる。
-
メルセデス・ベンツ GLC の中古車webCG中古車検索
-
6/20新型「GLC」のプラットフォームは、現行「Cクラス」と同じ「MRA II」。サスペンションはフロントが4リンク式、リアがマルチリンク式で、走行状況に応じて減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムが備わる「アジリティーコントロールサスペンション」が標準で装備される。
-
7/20インストゥルメントパネルの基本デザインは「Cクラス」に準ずるが、上下の厚みが増し、ソフトパッドが多用されるなど「GLC」に合わせてリファインされている。ダッシュボードの中央上部に配置される特徴的なエアアウトレットの形状は、航空機エンジンのナセルがモチーフになっているという。
-
8/20オプションの「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」が選択された試乗車には、マットブラックのウッドにオープンポア仕上げを施し、アクセントとして垂直方向にアルミニウムのラインを入れたウッドインテリアトリムが備わっていた。
-
9/20悪路での走行情報をメディアディスプレイに映し出す新開発の「オフロードスクリーン」を搭載。方位や標高、周辺地形における現在の車両姿勢などに加え、フロントホイールの操舵角やエンジンの出力、サスペンションの個別作動状況などが表示される。
-
10/20「AMGラインパッケージ」が装着された「GLC220d 4MATIC」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4725×1890×1640mmで、ホイールベースは2890mm。初代の「AMGライン」装着車よりも全長が60mm長くなっている。
-
11/2055万円の有償オプションとなる「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」が選択された試乗車のインテリア。写真の内装色は「シエナブラウン/ブラック」で、フロントのスポーツシートにはメモリー付き電動調整機能やヒーターが備わる。
-
12/20後席の背もたれは40:20:40の分割可倒式。荷室のスイッチを用いて背もたれをワンタッチで倒すこともができる。オプションの「AMGラインパッケージ」を選択すると、前席だけでなく後席にもシートヒーターが装備される。
-
13/20「19インチAMG 5スポークアルミホイール」は「AMGラインパッケージ」に含まれるオプションアイテム。今回の試乗車には235/55R19サイズの「ミシュランeプライマシー」タイヤが装着されていた。
-
14/20130万個の微小な鏡を用いて光を屈折させることで照射方向をコントロールするウルトラハイビーム付きの「デジタルライト」を標準で装備。対向車や道路標識に光が当たらないように調整するハイビームアシストの精度が、従来型よりも大幅に向上しているという。
-
15/20メーターデザインは切り替え式で、ステアリングリムのスイッチを用いて全6種類のなかから簡単に設定できる。写真は「スポーティー」を選択した様子。
-
16/20荷室容量は5人乗車の通常使用時で620リッター。後席の背もたれをすべて前方に倒すと、荷室容量を1680リッターにまで拡大できる。
-
17/20車両フロント下方の路面映像(フロントタイヤとその操舵方向を含む)を仮想的に映し出す「トランスペアレントボンネット」機能も備わる。
-
18/2060km/hまでの低速では逆位相に、高速では同位相に操舵される「リアアクスルステアリング」は「AIRMATICサスペンション」とともに「ドライバーズパッケージ」に含まれるオプションアイテム。その最小回転半径は5.1mと、コンパクトカー並みに小回りが利く。
-
19/20メルセデス・ベンツGLC220d 4MATIC
-
20/20

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
メルセデス・ベンツ GLC の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























