-
1/15
-
2/15スズキのアドベンチャーツアラーのフラッグシップモデルである「Vストローム1050」。「DE」は2023年2月の一部改良で追加されたグレードで、より悪路走破性を高めたモデルとなっている。
-
3/15「Vストローム1050/1050DE」に新採用された、マルチインフォメーションディスプレイ。従来型がモノクロだったのに対しフルカラーとなり、大きなアラートや警告をポップアップ表示するなど、新機能も追加された。
-
4/152023年2月の改良では、双方向クイックシフトシステムが採用されたのもトピック。チェンジペダルの操作だけでシフトアップ/ダウンが可能となった。
-
5/15アルミ製のエンジンプロテクターでガードされた「Vストローム1050DE」のエンジン。挟み角90°、排気量1036ccのV型2気筒DOHCで、Vツインならではの鼓動感とパワフルなフィーリングを実現。また低中回転域のトルクの太さと高回転域での伸びのよさを両立している。
-
スズキ の中古車webCG中古車検索
-
6/15サスペンションは悪路での走行を考慮して、前後ともにスプリングレートやバルブとピストンの仕様を変更。ストローク量も伸長し、ホイールトラベル量を、前:170mm、後ろ:169mmに拡大した。
-
7/15ハンドルバーについては「Vストローム1050」より片側につき20mm長さを延長。バーの素材も変更して剛性を最適化し、グラベル路でのショックの吸収性を高めている。
-
8/15足もとの仕様は前:21インチ、後ろ:17インチのワイヤースポークホイールと、セミブロックパターンのタイヤ「ダンロップ・トレイルマックス ミックスツアー」の組み合わせ。タイヤの内部構造は「Vストローム1050DE」の特性に合わせて最適化されている。
-
9/15「Vストローム1050DE」のシート高は880mmで、調節機構の採用やローシート仕様の設定はない。専用設計のシートボトムを用いることで「Vストローム1050」より軽量化を図っており、また固定式とすることで剛性も高めている。
-
10/153段階で高さ調整が可能なウインドスクリーンは、「Vストローム1050」より80mm短く、両サイドを内側に絞り込んだデザインとなっている。これは、ライダーが前寄りのポジションをとった際、ヘルメットとスクリーンが抵触しにくくするための工夫で、スタンディングポジションでの視認性向上に寄与する。
-
11/15トラクションコントロールには既存の3モードに加え、一定量までリアタイヤのスリップを許容する「G」モードを用意。システムの作動をオフにすることもできる。
-
12/15後輪については、グラベルなどを走行する際、必要に応じABSをオフにすることも可能だ。
-
13/15カラーリングには試乗車の「チャンピオンイエローNo.2/マットソードシルバーメタリック」のほか、「ブリリアントホワイト/パールビガーブルー」も用意される。
-
14/15スズキVストローム1050DE
-
15/15

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
スズキ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
アストンマーティン・ヴァンキッシュ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.7 アストンマーティンが世に問うた、V12エンジンを搭載したグランドツアラー/スポーツカー「ヴァンキッシュ」。クルマを取り巻く環境が厳しくなるなかにあってなお、美と走りを追求したフラッグシップクーペが至った高みを垣間見た。
-
ルノー・カングー(FF/7AT)【試乗記】 2025.10.6 「ルノー・カングー」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。最も象徴的なのはラインナップの整理によって無塗装の黒いバンパーが選べなくなったことだ。これを喪失とみるか、あるいは洗練とみるか。カングーの立ち位置も時代とともに移り変わっていく。
-
BMW R12 G/S GSスポーツ(6MT)【試乗記】 2025.10.4 ビッグオフのパイオニアであるBMWが世に問うた、フラットツインの新型オフローダー「R12 G/S」。ファンを泣かせるレトロデザインで話題を集める一台だが、いざ走らせれば、オンロードで爽快で、オフロードでは最高に楽しいマシンに仕上がっていた。
-
メルセデス・ベンツGLE450d 4MATICスポーツ コア(ISG)(4WD/9AT)【試乗記】 2025.10.1 「メルセデス・ベンツGLE」の3リッターディーゼルモデルに、仕様を吟味して価格を抑えた新グレード「GLE450d 4MATICスポーツ コア」が登場。お値段1379万円の“お値打ち仕様”に納得感はあるか? 実車に触れ、他のグレードと比較して考えた。
-
MINIカントリーマンD(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.30 大きなボディーと伝統の名称復活に違和感を覚えつつも、モダンで機能的なファミリーカーとしてみればその実力は申し分ない「MINIカントリーマン」。ラインナップでひときわ注目されるディーゼルエンジン搭載モデルに試乗し、人気の秘密を探った。
新着記事
-
NEW
日産リーフB7 X(FWD)/リーフB7 G(FWD)【試乗記】
2025.10.8試乗記量産電気自動車(BEV)のパイオニアである「日産リーフ」がついにフルモデルチェンジ。3代目となる新型は、従来モデルとはなにが違い、BEVとしてどうすごいのか? 「BEVにまつわるユーザーの懸念を徹底的に払拭した」という、新型リーフの実力に触れた。 -
NEW
走りも見た目も大きく進化した最新の「ルーテシア」を試す
2025.10.8走りも楽しむならルノーのフルハイブリッドE-TECH<AD>ルノーの人気ハッチバック「ルーテシア」の最新モデルが日本に上陸。もちろん内外装の大胆な変化にも注目だが、評判のハイブリッドパワートレインにも改良の手が入り、走りの質感と燃費の両面で進化を遂げているのだ。箱根の山道でも楽しめる。それがルノーのハイブリッドである。 -
NEW
新型日産リーフB7 X/リーフAUTECH/リーフB7 G用品装着車
2025.10.8画像・写真いよいよ発表された新型「日産リーフ」。そのラインナップより、スタンダードな「B7 X」グレードや、上質でスポーティーな純正カスタマイズモデル「AUTECH」、そして純正アクセサリーを装着した「B7 G」を写真で紹介する。 -
NEW
新型日産リーフB7 G
2025.10.8画像・写真量産BEVのパイオニアこと「日産リーフ」がいよいよフルモデルチェンジ。航続距離702km、150kWの充電出力に対応……と、当代屈指の性能を持つ新型がデビューした。中身も外見もまったく異なる3代目の詳細な姿を、写真で紹介する。 -
NEW
第87回:激論! IAAモビリティー(後編) ―もうアイデアは尽き果てた? カーデザイン界を覆う閉塞感の正体―
2025.10.8カーデザイン曼荼羅ドイツで開催された欧州最大規模の自動車ショー「IAAモビリティー2025」。クルマの未来を指し示す祭典のはずなのに、どのクルマも「……なんか見たことある」と感じてしまうのはなぜか? 各車のデザインに漠然と覚えた閉塞(へいそく)感の正体を、有識者とともに考えた。 -
NEW
ハンドメイドでコツコツと 「Gクラス」はかくしてつくられる
2025.10.8デイリーコラム「メルセデス・ベンツGクラス」の生産を手がけるマグナ・シュタイヤーの工場を見学。Gクラスといえば、いまだに生産工程の多くが手作業なことで知られるが、それはなぜだろうか。“孤高のオフローダー”には、なにか人の手でしかなしえない特殊な技術が使われているのだろうか。