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1/12松江城のお堀を進む堀川遊覧船。ホンダの手になる電動推進機のプロトタイプが搭載されている。
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2/12船尾に積まれた電動推進機。重量は30kgと軽量だが、これとは別にバッテリーボックスが必要となる。出力は4kWと、既存のエンジン推進機「BF9.9」と比べると低いが、速度が5km/h程度の遊覧船ではこれで十分とのこと。電動モーターならではのトルクの立ち上がりのよさにより、加速性能はこちらが優れる。
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3/12電動遊覧船の実証実験は、ホンダと島根県松江市の協業により実現したもの。まずは1艇のテストからスタートし、態勢が整ってきたら船を増やしていくという。
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4/12電動推進機の開発を担う、本田技研工業の福田蔵麿氏(写真向かって左)と、松江市の講武直樹副市長(同右)。
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5/12遊覧船に積まれる電動推進機と、着脱式可搬バッテリー「モバイルパワーパック・イー」およびそのバッテリーボックス。電動推進機はモーターおよびコントロールユニットをホンダが、ドライブトレインやフレームなどをトーハツが開発した。少しでも早く認証を取得するため、国内における推進機販売で多くのノウハウを持つトーハツに力を借りたのだ。
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6/12船に積まれた状態のバッテリーボックス(バッテリーを出し入れする側面部のフタを外した状態)。バッテリーの充電は、船着き場の事務所に置かれた充電器で行う。
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7/12電動推進機の内部はご覧のとおり。薄くスマートな形状は「エンジン推進機では絶対できないカタチにしよう!」というデザイナーの提案によるもの。開発に際して気をつけたポイントとしては、ケースの後方に積まれるコントロールユニットを、いかに確実に冷却するかだったという。
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8/12操作方法は基本的にエンジン推進機と同じで、写真のレバーを左右にひねって速度を制御。先端部の「F/R」のスイッチで、前進/後退を切り替える。
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9/12報道関係者を乗せ、遊覧へと出発する遊覧船。松江城のお堀は約400年前の築城当時からほとんど形状が変わっていない。そんなルートを行く堀川めぐりは、日本国内でも希有(けう)な遊覧なのだ。
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10/12船頭さんいわく、「スイッチひとつで前進/後退が切り替えられるのも電動推進機のいいところ」とのこと。エンジン推進機ではクラッチ操作が必要となるため、両手作業となるのだ。進行方向の切り替えに、減速時、そしてスクリューに絡んだ藻を解く際など、堀川遊覧船では想像以上に“後進”を多用する。その操作が簡単なのはとてもありがたいとのことだった。
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11/12他の遊覧船に搭載されたエンジン推進機「BF9.9」。船を管理する堀川遊覧船のスタッフいわく、「ホンダの推進機はとても丈夫。堀川遊覧船では7000時間でエンジンを交換するけど、ほとんど問題なかった」という。ホンダは、そんなエンジン推進機と同等の信頼性を電動推進機でも実現できるのか? それも気になるところである……。
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12/12国宝・松江城の天守閣と、ホンダの電動推進機を積んだ堀川遊覧船。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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