-
1/20
-
2/202022年10月に世界初公開された2代目「マセラティ・グラントゥーリズモ」。純内燃機関モデルに加えて電気自動車もラインナップされる。日本には前者が先行して導入された。
-
3/20純内燃機関モデルは最高出力490PSの「モデナ」と同550PSの「トロフェオ」をラインナップ。いずれも3リッターV6ツインターボエンジンが搭載される。今回は車両本体価格が2998万円となるトロフェオに試乗した。
-
4/20従来型の4.7リッターV8自然吸気エンジンに代わりフロントミドシップされる新開発の3リッターV6ツインターボエンジン。最高出力550PS/6500rpm、最大トルク650N・m/2500-5500rpmを発生する。
-
5/20フロントまわりはミドシップスーパーカー「MC20」から始まった最新のマセラティフェイスで、前に突き出たグリルと縦長のヘッドランプデザインが特徴だ。「トロフェオ」グレードでは左右のエアインテークにカーボンパーツを用いるなどして、エントリーモデルの「モデナ」と差異化されている。
-
マセラティ グラントゥーリズモ の中古車webCG中古車検索
-
6/20「グラントゥーリズモ トロフェオ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4965×1955×1410mm、ホイールベースは2930mm。フォルムやボディーサイズは従来型とほとんど変わらない。
-
7/20今回試乗した車両の外板色は64万円の有償カラーとなる「ブルーノービレ」。光の加減によって濃紺に見えたり、もう少し明るいブルーに見えたりする3コートメタリックペイントが特徴だ。
-
8/20最新のマセラティに共通するテイストでデザインされた「グラントゥーリズモ」のコックピット。タッチスクリーン式のコンフォートディスプレイに車両設定やカーナビ、エアコン、オーディオ、各種アプリなどの操作を集約している。
-
9/20センターコンソールのタッチパネルで表示情報を選択できる、ダッシュボードの中央に置かれたデジタル式の「マセラティウオッチ」。写真は「クラシック」表示を選択した様子。
-
10/2015本スポークデザインが採用されたグロッシーブラック仕上げの「ペガソ」鍛造ホイール。今回の試乗車はフロントに265/30ZR20サイズ、リアに295/30ZR21サイズの「ピレリPゼロ」タイヤを組み合わせていた。
-
11/2012.3インチと8.8インチのタッチ式液晶パネルを組み合わせたコンフォートディスプレイ。スイッチの削減と先進的なイメージの演出がうたわれている。シフトセレクターはプッシュスイッチ式で、上下2枚の液晶パネル間に配置される。
-
12/20今回の試乗車では「アイス」と呼ばれるホワイト系のインテリアカラーが選択されていた。上質なレザーで仕立てられたフロントシートには、ヒーターとベンチレーション機構が組み込まれている。ヘッドレストのトライデント刺しゅうは12万円の有償オプションアイテム。
-
13/202人乗りとなるリアシート。身長180cmの筆者が運転席のポジションを決めてから後席に潜り込むと、頭上に多少の圧迫感を覚えるものの意外とすっぽり収まることができた。
-
14/20サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン式、リアがマルチリンク式。いずれもエアスプリングと電制ダンパーが組み合わされる。トランスアクスルレイアウトではないが、52:48の前後重量配分を実現している。
-
15/20ステアリングホイールの左側にエンジンのスタート/ストップスイッチが、右側にドライブモードの切り替えスイッチ(写真)が備わる。ドライビングモードは「コンフォート」「GT」「スポーツ」「コルサ」の4つから選択できる。
-
16/2012.2インチの液晶メーターパネルには、4種類の表示レイアウトが用意されている。ドライビングモードで「コルサ」を選択した場合は、画面の中央に速度計とエンジン回転計が配置されるスポーティーなデザイン(写真)に自動で切り替わる。
-
17/20独立した荷室の容量は310リッター。長尺物を収容できるスキートンネルと、床下にパンク修理キットやけん引用フックなどが収まるサブトランクが設置されている。
-
18/20「グラントゥーリズモ トロフェオ」のパフォーマンスは0-100km/h加速3.5秒、最高速度320km/h。ドライブモードを「コルサ」に切り替えエンジン回転を上げると、エキゾーストサウンドは「コーン」というソリッドでスポーティーな音質に変わる。
-
19/20マセラティ・グラントゥーリズモ トロフェオ
-
20/20

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
マセラティ グラントゥーリズモ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























