マセラティの2ドアクーペ「グラントゥーリズモ」 新型が日本上陸
2023.08.18 自動車ニュース![]() |
マセラティ ジャパンは2023年8月18日、同年12月以降にデリバリーを開始する2ドアスポーツクーペ「グラントゥーリズモ」の新型を報道関係者に公開した。
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今回上陸したマセラティ・グラントゥーリズモは2022年10月に発表された2代目で、初代は「マセラティ・グランスポーツ」の後継モデルとして2007年に誕生。最新のグラントゥーリズモには、純内燃機関モデルに加えて100%電動のEVもラインナップされる。
エクステリアにおいては、ミドシップスーパーカー「MC20」から始まった最新のマセラティフェイスが目を引く。全体的なシルエットは従来型の延長上にあり、ボディーサイズは全長×全幅×全高=4965×1955×1410mm、ホイールベースは2930mmと発表されている。
主な機能をタッチスクリーンのインターフェイスに集約したコンフォートディスプレイをセンターに置くコックピットデザインは、マセラティ第2のSUV「グレカーレ」の流れをくむもので、「マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)」と呼ばれるマルチメディアシステムを含む最新のインフォテインメントシステムと、デジタルクロック、ヘッドアップディスプレイ(オプション)などが採用される。
2+2のキャビンは、「天然のレザーやウッド、最先端のテクニカル素材、カーボン、再生可能な素材などを使用したイタリアのアーキテクチャーとクラフトマンシップが融合した空間」と紹介されている。後席に成人男性が座れる実用的なスペースが確保されているのも同車の特徴だ。
パワーユニットは「ネットゥーノ」と呼ばれる新しい3リッターV6ターボエンジンと100%電動パワートレインの2種類を設定。前者は最高出力490PS版が「モデナ」に、同550PS版が「トロフェオ」に搭載される。バッテリー容量92.5kWhの電動パワートレインはEVの「フォルゴーレ」に搭載。永久磁石モーターを3基積み、連続的に760PSのパワーを発生するという。
まずはエンジン車が先行して導入され、価格はモデナが2444万円、トロフェオが2998万円。グラントゥーリズモの原点とされる「A6 1500」の誕生75周年を記念した限定シリーズ「75thアニバーサリーエディション」も用意される。
今秋の正式導入を前にマセラティ ジャパンは、同ブランドの正規ディーラーで1カ月にわたりグラントゥーリズモの展示キャラバンを行う予定だ。
(webCG)