-
1/12「アクティブトレッド」技術が用いられたコンセプトタイヤ。住友ゴムは、ダンロップやファルケンなどのブランドを展開する、日本のタイヤメーカーだ。
-
2/12「アクティブトレッド」技術の概要を説明する、住友ゴム工業 材料開発本部 材料企画部の上坂憲市部長。
-
3/12会場では、水にぬれると柔らかくなるゴム、冷やすと柔らかくなるゴムの実演も行われた。
-
4/12「タイプウエット」技術の核となるイオン結合は、物質の陽イオンと陰イオンが引き合うクーロン力による結合のこと。水に触れると結びつきが解け(電離)、乾くとまた結合するという特徴がある。(住友ゴムの資料より抜粋)
-
5/12実演コーナーでは、水に浸した状態と乾いた状態で、「タイプウエット」技術が用いられたゴムの硬さを比較。触れただけで如実にその違いが分かる。
-
6/12ゴム板を持ち上げてみればご覧のとおり、水に浸したほう(手前)はしんなりと垂れ下がってしまった。なお、水によるゴムの軟化には時間がかかり(2分で約20%柔化)、今後はこの時間も短縮していきたいとのことだった。
-
7/12「タイプウエット」技術で柔らかくなるのは、タイヤ表面の深さ1mmまで。タイヤ全体が軟化すると、操縦安定性や燃費が悪化してしまうからだ。そこでタイプウエットでは、表面の1mmまでしか水がしみ込まないよう、パスの構造を工夫。水が浸透する深さや時間を最適化している。
-
8/12「タイプアイス」技術の核となる特殊イオン性化合物の図説。温度によって樹脂と軟化剤の混ざり方が変わるのが特徴だ。(住友ゴムの資料より抜粋)
-
9/12特殊イオン性化合物の実演の様子。氷水で冷やしたもの(写真)と、お湯で温めたものとで硬さを比較する。
-
10/12結果はご覧のとおり。温めたもの(写真向かって右)は白く変色し、石のようにカチカチとなっているが、冷やしたもの(同左)はゼリーのように柔らかかった。
-
11/12「タイプウエット」(写真向かって左)と「タイプアイス」(同右)に用いられる新素材。いずれも、これまでは世に知られていなかったものばかりであり、素材探しや材料設計には、最新のデジタル技術がフル活用された。
-
12/12Q&Aセッションにて、報道関係者の質問に答える住友ゴム工業の村岡清繁取締役常務執行役員。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
デイリーコラムの新着記事
-
目指したのは二律背反の克服! 新型「三菱パジェロ」こだわりの走りを開発責任者が語る 2026.11.6 まもなく日本でも販売が開始される、新型「三菱パジェロ」。新時代を担う三菱のフラッグシップは、どのようなクルマに仕上がっているのか? 高い悪路走破性と舗装路での快適性を併せ持つ走りや、そこに込められた三菱のこだわりを、開発責任者が語った。
-
日産がピックアップトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」をグローバル市場で発売 日本上陸は? 2026.11.5 日産が中国を設計・開発・生産の拠点とする新たなグローバル戦略をスタートさせた。その第1弾モデルが、新型ピックアップトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」だ。豪州向けに右ハンドル仕様も用意されるが、果たして日本上陸の可能性は?
-
ポルシェの「ミッションS」にはどんなエンジンが積まれるのか 2026.11.4 「ポルシェ・ミッションS」はリアミドシップレイアウトの次世代スポーツカーだ。興味深いのは“「911」より上”とされる商品のポジションで、911といえば水平対向6気筒、ミッションSにはどんなパワートレインが積まれるのか。状況証拠をもとに検証した。
-
いま軽自動車を選ぶなら、エンジン車とEVのどちらが得か? リアルな数値でコスパを比較・検証する 2026.11.2 海外ブランドまで参入するなど、近年活況をみせる軽EV。従来型の軽自動車と比べた場合の、コスト面の良しあしは? ホンダの2車種を例にとり、そのコストパフォーマンスを考えよう。
-
「BYDラッコ」がアジアにはばたく!? ニッポンの軽自動車規格が海外勢に奪われる日 2026.10.30 中国のBYDが、軽BEVの「ラッコ」を日本以外でも販売すると発表! 日本独自のスモールカー規格は、はたして海外でも受け入れられるのか? 本家・日本のメーカーが、海外展開に及び腰だった理由とは? BYDが食指を動かす、軽自動車の秘めた可能性を探る。
新着記事
-
NEW
ルノー・キャプチャー エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】
2026.11.7試乗記マイナーチェンジで「フルハイブリッドE-TECH」の直4エンジンを1.6リッターから1.8リッターに変更した「ルノー・キャプチャー」が上陸。インフォテインメントや快適装備の充実もうたう、最新フレンチコンパクトSUVの仕上がりやいかに。 -
レクサスES500e“バージョンL”(4WD)【試乗記】
2026.11.6試乗記レクサスのラグジュアリーセダン「ES」がフルモデルチェンジ。ボディーの大型化などにも注目が集まるが、やはりシリーズ初の電気自動車版の設定こそがトピックだろう。2モーター4WDの上位グレード「ES500e“バージョンL”」を試す。 -
目指したのは二律背反の克服! 新型「三菱パジェロ」こだわりの走りを開発責任者が語る
2026.11.6デイリーコラムまもなく日本でも販売が開始される、新型「三菱パジェロ」。新時代を担う三菱のフラッグシップは、どのようなクルマに仕上がっているのか? 高い悪路走破性と舗装路での快適性を併せ持つ走りや、そこに込められた三菱のこだわりを、開発責任者が語った。 -
「ルノー カングー ジャンボリー2026」の会場から
2026.11.5画像・写真山梨・山中湖畔に約1400台もの「ルノー・カングー」が集結! 日本で愛され続けるフレンチMPVのファンミーティング「ルノー カングー ジャンボリー2026」の様子を写真で紹介する。 -
日産がピックアップトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」をグローバル市場で発売 日本上陸は?
2026.11.5デイリーコラム日産が中国を設計・開発・生産の拠点とする新たなグローバル戦略をスタートさせた。その第1弾モデルが、新型ピックアップトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」だ。豪州向けに右ハンドル仕様も用意されるが、果たして日本上陸の可能性は? -
アストンマーティンDB12 S(FR/8AT)【試乗記】
2026.11.5試乗記アストンマーティンのスポーツツアラー「DB12」が、より高性能な「DB12 S」に進化。エンジンもシャシーも空力も、すべてに手が加えられた名門の基幹車種は、いかなるモデルに仕上がっているのか? ブリティッシュスポーツの血統を感じさせる、その走りを報告する。