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1/9パワートレイン別の燃料代・電気代比較に際しては、商品ラインナップの少ないFCEV、なかでも現実的な選択肢となる「トヨタ・ミライ」の、エントリーグレード「G」を基準とした。
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2/9「トヨタ・ミライ」には、水素タンクが縦横に計2本搭載されている。WLTCモードの燃費値は、今回ピックアップした「G」グレードが152km/kg。より上位のグレードは約4%ダウンの146km/kgとなっている。
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3/9ここ数年ガソリン代・軽油代が高止まりの様相を見せているのは、自動車ユーザーにとっては頭の痛い問題だ。今回はレギュラーガソリンの価格を170円/リッター、軽油の価格を148円/リッターとして計算した。
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4/9燃料電池車「ミライ」の比較対象としてチョイスした、ハイブリッド車「クラウン クロスオーバーG」。1000km走るのに必要な燃料代は、ミライの1万5566円に対して、1万0842円と出た。
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5/9ディーゼル車は、なんといっても、単価の安い軽油が使えるというのが大きなメリットである。スポーティーなディーゼル車「BMW 320d xDrive Mスポーツ」は、マイナーチェンジでWLTCモードの燃費値が14.6km/リッターから15.5km/リッターへとアップ。セダン(678万円)のほか、写真のワゴン(715万円)もラインナップされている。
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6/9筆者はかつて、マイカーの「BMW 320d」(ディーゼル車)で、一給油でどれだけ走れるかを確かめる「ワンタンク1000kmチャレンジ」を実施したことがある。果たして距離は1000kmをゆうに超え、その際の燃費は21.3km/リッターだった。仮にこのペースであれば、1000kmあたりの燃料代は7000円弱ということになる。
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7/9急速に電動化を進めるボルボのEV「XC40リチャージ プラス シングルモーター」。デビュー時にラインナップされたFWD車は廃止され、2023年夏に発売された“2024年モデル”からはRWD車となっている。
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8/9東京電力は、夜間の電気使用量が多いユーザー向けに、「夜トクプラン」なるお得な料金プランも用意している。しかも2024年4月から全体的に減下げ。とはいえ、EVのランニングコストについては、家庭での普通充電と出先の急速充電とで金額が大きく異なるので、単純比較は難しい。
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9/9パワートレインの違いによるランニングコストの差はあまりない……といいつつも、クラスが変われば絶対値には当然差が出てくる。例えば「トヨタ・ヤリス ハイブリッドX」(写真)の燃料代は、同じくハイブリッド車である「クラウン クロスオーバーG」の6割程度となる。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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