-
1/23
-
2/232020年8月末に発売された「トヨタ・ヤリス クロス」。以降2度にわたり一部改良が加えられ、装備の拡充やデザインの小変更がなされてきた。
-
3/23今回の試乗者はスポーティーな「GRスポーツ」。インテリアでは専用デザインの本革巻きステアリングホイールやシフトセレクター、アルミペダルなどが特徴だ。試乗車はハイブリッド車だったが、純ガソリン車には「ヤリス クロス」で唯一シフトパドルが装備される。
-
4/23パワーユニットは1.5リッターガソリンエンジン、および同エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの2種類。ともにFFと4WDが設定されるが、「GRスポーツ」では4WDは選べない。
-
5/23強化されたシャシーやドライブトレイン、独自仕様の内外装を特徴とする「GRスポーツ」。2022年7月の一部改良と同時に設定された(発売は8月)。
-
トヨタ ヤリス クロス の中古車webCG中古車検索
-
6/23新たに採用された7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ。表示のデザインは「Casual」「Smart」「Sporty」(写真)から選択できる。
-
7/23新設のコンソールボックス付きフロントセンターアームレスト。「X」「U」を除く上級グレードに装備される。
-
8/23ディスプレイオーディオは最新世代のものにアップデート。画面下のオープントレイは、フチの部分がピアノブラック調に変更されていた。
-
9/23プリクラッシュセーフティーについては、交差点などで“出合い頭”に接近してくる車両や、自動二輪車も検出可能とするなど、検知対象を拡大することで機能を向上させた。
-
10/23ADAS関連では、下道でも自車周辺の状況を監視し、ドライバーの運転をサポートする「PDA」の採用もトピックだ。
-
11/23「GRスポーツ」専用の、ロゴ入りスポーティーシート。表皮はエアヌバック(スエード調素材)と合成皮革の組み合わせだ。オプションでシートヒーターも用意されるが、電動調整機構は選択できない。
-
12/23後席は「X」「U」を除いて4:2:4の3分割可倒式。センターアームレストには2個のボトルホルダーが装備される。
-
13/23足まわりに独自のチューニングが施された「GRスポーツ」。18インチアルミホイールも独自のデザインで、赤く塗られたブレーキキャリパーも目を引くアクセントとなっている。
-
14/23今回の改良ではフロントグリルの意匠も変更となったが、当初から専用デザインのグリルが装着されていた「GRスポーツ」については、手は加えられなかった。
-
15/23クルマの各所で運動性能およびドライブフィールの向上が図られた「GRスポーツ」。それと引き換えに燃費は25.0km/リッター(WLTCモード)と、他のグレードよりややダウンしている。
-
16/23センターコンソールに備わるドライブモードのスイッチ。「エコドライブモード」「パワーモード」に加え、ハイブリッド車にはバッテリーの電気のみで走る「EVドライブモード」も用意される。
-
17/23荷室容量は390リッター。上級グレードのFF車には6:4分割のアジャスタブルデッキボードが備わる。
-
18/23独自のチューニングにより、明らかに“いいクルマ感”が増している「GRスポーツ」。スタンダードモデルにも、このくらいのダイナミクス性能があっていいのではと思ってしまった。
-
19/23トヨタ・ヤリス クロスGRスポーツ
-
20/23
-
21/23
-
22/23
-
23/23

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
トヨタ ヤリス クロス の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。 -
「新車のにおい」の正体は?
2025.11.4あの多田哲哉のクルマQ&Aかつて新品のクルマからただよっていた「新車のにおい」の正体は? 近年の新車ではにおうことがなくなった理由も含め、トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんが解説する。






























