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1/12ルマン24時間レースの会場でアンベールされた「アルピーヌA290」。復活した「ルノー5」をパワフルに仕立て直したホットハッチだ。
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2/12復活した「ルノー5」も「A290」も電気自動車だ。容量52kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載している。
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3/12駆動用モーターはフロントアクスルに搭載される。高性能グレード「GTS」の場合で最高出力218PS、最大トルク300N・mを発生する。
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4/12筆者がかつて愛車にしていた「ルーテシアR.S.トロフィー」。足まわりはシリーズ中最もハードなセッティングの「シャシートロフィー」だ。
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5/12「アルピーヌA290」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3990×1820×1520mm。全長が「ルーテシアR.S.」よりも10cmほど短く、9cmほど低いためちょっとずんぐりむっくりしている。
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6/12X字型のライトはラリーマシンのテーピングをイメージしたとされている。
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7/12ミドシップスポーツカー「A110」のドライビング感覚を継承しているという「A290」。前輪駆動でどのように実現しているのか興味深いところだ。
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8/12筆者は「ルーテシアR.S.」の後継だと思っている「A290」だが、内装のクオリティーは比べるべくもない。大きなタッチスクリーンを搭載し、細部まできっちりつくり込まれている。
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9/12全長は4m足らずの「A290」だが、5枚のドアを持つ5人乗りのハッチバックである。
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10/12リアドアのオープナーはウィンドウエリアに隠されている。ここは「ルーテシアR.S.」(というかルーテシア)と同じだ。
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11/12ステアリングホイールにはオーバーテイクボタンやドライブモードダイヤル、回生ブレーキ調整ダイヤルなどが備わり、レースカーのような雰囲気だ。
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12/12発表の直後に日本法人のアルピーヌ・ジャポンが「導入を検討中」とコメントした「A290」。順調に進んだとしても2026年ごろの国内導入となりそうだ。

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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