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2/19日本では最初の1000台に限ってRWD車が495万円、4WD車が572万円で販売される「BYDシール」。2024年7月19日に問い合わせたところ、すでに300台ほどのオーダーがあったという。
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3/19「ドルフィン」と同じBYDの海洋シリーズに位置づけられる。車名は英語でアザラシの意味だが、中国ではハンサムなイメージなのだろうか。
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4/19ボディーの全長は4800mm。「メルセデス・ベンツCクラス」や「BMW 3シリーズ」などがサイズ的なライバルになる。
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5/19駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は82.56kWh。バッテリーのトップカバーとボディーのフロアが一体になった最新のプラットフォームを使っている。
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6/19スエード調素材がたっぷりと使われたダッシュボードは上質感にあふれている。センターコンソールにはスマートフォンのワイヤレス充電器が2つ備わる。
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7/19シート表皮はナッパレザーで、フレームにもこだわったというだけあって掛け心地は抜群によい。ヒーター、ベンチレーションともに完備。
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8/19リアシートは同サイズの内燃機関車では太刀打ちできない広さだ。
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9/19主駆動輪は最高出力313PSの永久磁石式モーターを使う後輪で、217PSの誘導式モーターを使う前輪は加速時などに駆動力を発揮。システム全体では530PSを生み出す。
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10/19液晶メーターのサイズは10.25インチで、5インチの「ドルフィン」「ATTO 3」との車格の違いを誇示。ただし、ご覧のとおり描写には余白が多く、スクリーンサイズの割にフォントサイズは小さめ。
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11/19センターコンソールにはシフトセレクターを囲むように各種スイッチ類が円形にレイアウトされる。
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12/19中国市場では必須アイテムだというガラスルーフは1.9平方メートルの大面積を誇る。サンシェードはロール式ではなく脱着式(トランクに収納できる)。
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13/19足まわりはフロントがダブルウイッシュボーンでリアがマルチリンク。4WDモデルにのみメカニカルな油圧式の減衰力可変ダンパーが付いている。
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14/19車両の各種セッティングは15.6インチのタッチスクリーンで操作する。エアコンの吹き出し口にはレバー等が備わっておらず、風向きの変更もここから。
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15/19スクリーン上のタブと右のタブの組み合わせによってセッティング可能な項目は多岐にわたる。例えば残りの航続可能距離の表示であれば、直近の電費から算出した数値か、カタログ値に照らし合わせた数値かを選べる。
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16/19トランク容量はRWD、4WDを問わず400リッター。ボンネットの下にも50リッターの収納スペースが備わっている(これもRWDと4WDで共通)。
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17/19セダンながら後席の背もたれが2分割で倒せる。布にしわが寄っているのはごあいきょう。
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18/19BYDシールAWD
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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