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1/112024年8月に発売された「日産キャラバンMYROOM」は、車中泊を含むアウトドアユースを視野に入れた特装車。「自分のお気に入りの部屋ごと自然のなかに持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができるクルマ」をコンセプトに開発された。
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2/11まさに“部屋”といった様相の「キャラバンMYROOM」の車内。シートやスライドテーブルのアレンジにより、自分にとって過ごしやすい空間をつくり出すことができる。
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3/11「MYROOM」シリーズの“部屋のような車内”を実現するのが、「2 in 1シート」と呼ばれる後席だ。乗車移動時(写真上)は程よい硬さのシートとなり、フラットに倒すことでベッドルームモード(写真左下)に変化。座面と背もたれを反転させれば、後ろ向きになったうえでソフトな接触面が表になり、ソファとして使えるようになる(写真右下)。
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4/11「キャラバンMYROOM」に続く「MYROOM」シリーズ第2弾は、写真の「NV200バネットMYROOM」。キャラバンに比べてやや小ぶりで「一人でゆったり二人でぴったりなモデル」と位置づけられている。
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5/11「2 in 1シート」(後席)とボードを組み合わせ、ベッドルームモードとした「NV200バネットMYROOM」の車内。この就寝スペースの広さは1840×1200mmで、ベッドのフロアから天井までの距離は953mm。ベッド下には高さ260mmの空間が確保される。
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6/11「NV200バネットMYROOM」の車内後方側面には、収納スペースのほか、車外からの給電コネクターや、コンセント、照明・空調のスイッチなどが備わる。写真は「2 in 1シート」のヘッドレストをおさめた状態。
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7/11「NV200バネットMYROOM」(FFモデル)の価格は464万3100円。ベースモデル「NV200バネット」のほぼ2倍となっている。ボディーカラーは「サンドベージュ×ホワイト」(写真)のほか、「ミッドナイトブラック」「ホワイト」「ダークメタルグレー」が選べる。
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8/11初の「MYROOM」として2023年10月に市場投入された「キャラバンMYROOMローンチエディション」(写真)は、用意された190台がわずか3カ月で完売。これに自信を持った日産は「『車中泊といえば日産』といわれるポジションを目指す」と意気込んでいる。
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9/11「キャラバンMYROOM」では、2枚のボードを並べて使う「折り畳みベッド」のほか、簡単なアクションでベッドルームをつくれる「MYROOM跳ね上げベッド」もオプション設定されている。
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10/11景色の良いロケーションで大きなバックドアやスライドドアを開け放つと、車内のムードはまるで開放的なホテルのようだ。写真は「キャラバンMYROOM」のもの。
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11/11電気自動車「リーフ」のバッテリーを再利用して開発された「ポータブルバッテリー from LEAF」。これらの電源を活用すれば、場所を選ばずAC 100Vコンセントが利用できるようになる。

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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