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2/15往年の「R80G/S」をモチーフにしたデザインが目を引く「R12 G/S」。今日のR12シリーズのコンポーネントを用いた、クラシックアドベンチャーだ。
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3/15エンジンは1170ccの排気量をもつおなじみの空油冷フラットツイン。ロードスポーツの「R12 nineT」と同じく、109PS/7000rpmの最高出力と115N・m/6500rpmの最大トルクを発生する。
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4/15X型のシグネチャーが目を引く5.75インチのヘッドランプをはじめ、灯火類はいずれもLED式。オプションでアダプティブヘッドランプも用意される。
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5/15車両骨格はスチール製のチューブラースペースフレームで、エンジンも剛体として使用。車重は空車重量で229kgとなっている。
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6/15シート高はオフロードモデルだけに、標準仕様で860mm、「エンデューロ・パッケージ・プロ」装着車で875mmと高めだ。
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7/15サスペンションは前がφ45mmの倒立フォーク。後ろがアルミの片持ちスイングアームと直結式のモノショックの組み合わせだ。ともにリバウンドとコンプレッションの減衰力調整機能が付く。
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8/15ブレーキは、前がφ310mmのダブルディスクと2ピストンキャリパーの、後ろがφ265mmのディスクと2ピストンキャリパーの組み合わせだ。
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9/15オプションの「エンデューロ・パッケージ・プロ」を選択すると、悪路向けのフットレストやリア18インチホイール、オフロードタイヤ、ハンドルバーライザー、ハンドプロテクター、大型のエンジンガード、ロングサイドスタンドが装備される。
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10/15タイヤサイズは前が90/90-21、後ろが150/70R17で、「エンデューロ・パッケージ・プロ」を選択すると、後ろのサイズは150/70R18となる。悪路での試乗車のタイヤは「メッツラー・カルー4」だった。
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11/15「エンデューロ・パッケージ・プロ」装着車では、ライディングモードに「エンデューロ・プロ」が追加される。このモードでは、スロットルレスポンスが「ロード」モードと同じダイレクトなものとなり、またトラクションコントロールとフロントABSの介入を、最小限に抑制。リアABSを含め、そのほかの制御機能はすべてオフとなる。
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12/15「R80G/S」を思わせる意匠だけでなく、走りに関してもアドベンチャーモデルとしてしっかりつくり込まれていた「R12 G/S」。ビギナーにもベテランにも、広くお薦めしたい。
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13/15BMW R12 G/S
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佐川 健太郎(ケニー佐川)
モーターサイクルジャーナリスト。広告出版会社、雑誌編集者を経て現在は二輪専門誌やウェブメディアで活躍。そのかたわら、ライディングスクールの講師を務めるなど安全運転普及にも注力する。国内外でのニューモデル試乗のほか、メーカーやディーラーのアドバイザーとしても活動中。(株)モト・マニアックス代表。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。
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