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1/7メルセデスから今年F1デビューを果たしたアンドレア・キミ・アントネッリ。2024年はFIA F3を“飛び級”してFIA F2選手権に参戦、2勝してランキング6位という戦績を残している。今季は第10戦カナダGP(写真)では3位に入り、優勝したチームメイトのジョージ・ラッセルとともに初めての表彰台に上がった。表彰台最年少記録としては、マックス・フェルスタッペン、ランス・ストロールに次ぐ18歳9カ月21日の若さで歴代3位。そのほか第3戦日本GPでは最年少ラップリーダー&ファステストラップも記録している。(Photo=Mercedes)
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2/7レーシンブルズのアイザック・ハジャーは2004年9月生まれのアルジェリア系フランス人。フレンチアクセントからか、どこかアラン・プロストを彷彿(ほうふつ)とさせ、実際フランスのメディアからは「小さなプロスト」という愛称をつけられる。激しい中団勢の争いのなかで21点を獲得しランキング11位。第8戦モナコGP(写真)ではキャリア最高6位でフィニッシュした。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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3/7早くも3戦目にレッドブルからレーシングブルズに降格を言い渡されたリアム・ローソン。衝撃の降格人事に「厳しすぎる」との声も聞かれたが、古巣のメンバーは彼を温かく迎え入れてくれ、第8戦モナコGPではチームプレイに徹しながら8位入賞、そして第11戦オーストリアGP(写真)ではキャリア最高6位を獲得。チームは「JUST THE BEGINNING(これは始まりにすぎない)」と若者の背を押してくれた。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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4/7ハースのオリバー・ベアマンは、12戦して入賞3回、6点を獲得しランキング18位、第2戦中国GPの8位が今季最高という成績。速さはあるが、どうも赤旗が出た時の対応が悪く、第8戦モナコGP、そして第12戦の母国イギリスGPでは赤旗違反で10グリッド降格という重いペナルティーを受け、結果を台無しにしてしまっているのが惜しい。急きょ出場が決まった昨季サウジアラビアGPで7位入賞、ポテンシャルはあるドライバーだけにミスを減らしてポイントを稼ぎたい。(Photo=Haas)
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5/7シーズン序盤は戦闘力が最も低かったキック・ザウバーのマシンだが、ここにきてアップデートが機能し始め上昇機運に乗り始めている。第11戦オーストリアGP(写真)では、新人ガブリエル・ボルトレートがキャリア初の予選トップ10入りを果たし8位、レースでもそのポジションを守り見事初入賞。レース中は、自身のマネジメントを手がける大先輩フェルナンド・アロンソと丁々発止とやり合い、見るものを沸かせてくれた。(Photo=Sauber)
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6/7アルピーヌで開幕から6戦を戦ったジャック・ドゥーハン(写真前)。第7戦エミリア・ロマーニャGPからはフランコ・コラピントにシートを奪われ、リザーブドライバーとなっている。最高成績は第2戦中国GPでの13位。当初5戦とされていたコラピントの起用はすでに6戦目を過ぎているものの、ドゥーハン復活のめどは立っていない。ポイント獲得なし、クラッシュありと厳しい船出となったことは事実だが、先行きの不透明さ、チームの低迷を含め少々気の毒ではある。(Photo=Alpine F1)
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7/7ウィリアムズのアカデミー出身のフランコ・コラピント(写真)は、今季アルピーヌに移籍。当初リザーブドライバーだったが、第7戦エミリア・ロマーニャGPから晴れて正ドライバーのポジションに。肝心の成績は低空飛行を続けており、第8戦モナコGP、第10戦カナダGPでの13位を最高にポイントがない。メキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレスがレッドブルを追われてからというもの、中南米からのスポンサーを集めるにはアルゼンチン人のコラピントはいいアセットと目されているが、現在ランキング最下位のアルピーヌは、ポイントを着実に取り、マシンを壊さないドライバーこそ欲しがっているはず。現状、コラピントが十分に貢献しているとは言い難い。(Photo=Alpine F1)

柄谷 悠人
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