-
1/172026年5月25日(現地時間)に、イタリア・ローマで世界初公開された「フェラーリ・ルーチェ」。同ブランド史上初の電気自動車である。
-
2/17専用開発されたプラットフォームをベースとするボディーのサイズは全長×全幅×全高=5026×1999×1544mm。「フェラーリのロードカー史上最小の空気抵抗係数を実現した」とうたわれる。
-
3/17「ルーチェ」は、フェラーリの4ドアモデルとしては「プロサングエ」に次ぐ2車種目。観音開きの開閉方式が採用されている。
-
4/17発表翌日の5月26日には、フェラーリのジョン・エルカン会長やベネディット・ヴィーニャ社長らがカステル・ガンドルフォにある教皇公邸を訪問。「ルーチェ」とともに教皇レオ14世(写真右端)の謁見(えっけん)を受けた。
-
5/17「フェラーリ・ルーチェ」を教皇に披露したジョン・エルカン会長は、教皇に敬意を表し、ルーチェのステアリングホイールを寄贈した。
-
フェラーリ の中古車webCG中古車検索
-
6/17「ルーチェ」は、世界初公開の直後に、イタリアの大統領であるセルジョ・マッタレッラ氏(写真手前)にも披露されている。大統領や教皇といった重要人物にデビューの報告をするという異例の対応からも、フェラーリが同モデルにかける並ならぬ思いがうかがい知れる。後席に同乗し大統領に説明する写真奥の人物は、フェラーリ副会長のピエロ・フェラーリ氏。
-
7/17丸目4灯のリアランプは、名車として記憶される過去のフェラーリを思わせる、数少ないディテールだ。
-
8/17丸いリアランプはライトのグラフィックによるもので、点灯していないときの表情は、写真のように大きく異なる。
-
9/17「ルーチェ」の「極めてフェラーリらしからぬルックス」は、多くのフェラーリファンにショックを与え、論争を巻き起こした。
-
10/17「ルーチェ」のデザイン開発に深く関わった、フェラーリとLoveFrom(ラブフロム)の首脳陣。写真左から順に、フェラーリのベネデット・ヴィーニャ社長、ジョン・エルカン会長、チェントロスティーレのフラビオ・マンツォーニ氏、LoveFromのジョニー・アイブ氏、マーク・ニューソン氏。
-
11/17優れた工業デザインで知られるLoveFromの仕事らしく、現代的な多機能ディスプレイやスイッチを機能的にまとめたうえで、精密に設計された機械式のボタンやトグルスイッチがレイアウトされている。
-
12/17定員3人の後席を持つ4ドアのフェラーリは史上初。タックロールの入った明るいタンカラーのシートは、どこか懐かしいムードを醸し出す。
-
13/17後席用のセンターコンソール。現代的な液晶画面とクラシカルなトグルスイッチのコンビネーションが斬新だ。
-
14/17ファンにおなじみの「Ferrari」ロゴが、メタルのエンブレムではなく、ボディーパネルへのくぼみ(デボス加工)で表現されているのが新しい。
-
15/17「ルーチェ」のフロントホイール&フェンダーまわりからは、従来のフェラーリのようなスーパーカー然としたムードがただよう。なお同モデルのパフォーマンスは0-100km/h加速2.5秒、最高速は310km/hと、超スーパーカー級である。
-
16/17フェラーリは初の電気自動車「ルーチェ」で、これまでのようにF1を頂点としない、もう一つの“次世代モビリティー時代の新しい山”を築こうと考えているのではないか。そして、その新山においても頂点であり続けたいという意志が、今回のルーチェ発表から感じられる。
-
17/17「フェラーリ・ルーチェ」の生産にあたっては、モーターやバッテリーパックをはじめとする主要コンポーネントの設計・開発・製造はフェラーリ自社で行われ、その品質が保証される。それは“独自性”の保証にもつながるものであり、今回のプロジェクトに際して取得された新規特許は、60件以上におよぶという。

西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
フェラーリ の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
「スバル・レヴォーグ レイバック」にハイブリッド車が登場 その特徴をスバリスト目線で解説するNEW 2026.7.23 スバルの「レヴォーグ」と「レヴォーグ レイバック」がF型に進化し、同時にストロングハイブリッドモデル「S:HEV」も登場した。最新モデルの特徴と細かな変更ポイントを玉川ニコがスバリスト目線で解説する。
-
日産は“再挑戦”でホンダは“終了” 新型「エルグランド」発売に見る、プレミアムミニバンの今 2026.7.20 トヨタが圧倒的なシェアを占める上級ミニバンの世界において、新型「エルグランド」で復権をねらう日産。しかし、なぜフルモデルチェンジは16年ぶりになったのか? ホンダはどうするのか? この市場の今を考察する。
-
新型「アルピーヌA110」はどんなクルマに? グッドウッドを駆けたテストカーから読み解く 2026.7.17 アルピーヌが次期型「A110」を示唆する「A110フューチャー」を初公開。グッドウッドで走る姿を披露した。そこから分かる未来のA110の姿とは? 電動化がアナウンスされているが、エンジン車の設定はあるのか? 公式発表とテストカーの姿から深掘りする。
-
九州・熊本で開催 「Lamborghini Summer Days 2026」で極上なる猛牛の世界観を知る 2026.7.16 ランボルギーニが1泊2日の無料招待制イベント「Lamborghini Summer Days 2026」を、九州・熊本で開催。上天草の自然とともに最新モデルの走りと独自の世界観を味わう特別なツアーの詳細を報告する。
-
スライドドアはいつから? 「日産エルグランド」登場前夜の国産ミニバン史 2026.7.14 間もなく「日産エルグランド」の新型が発売される。これに限らずわが国は多くのブランドが多くのモデルをラインナップするミニバン王国なわけだが、そもそも国産ミニバンはどのようなかたちで始まり、どのような進化を遂げてきたのだろうか。多人数乗車モデルの歴史を解説する。
新着記事
-
NEW
新型「BMW iX3」
2026.7.23画像・写真いよいよ日本でも販売が開始された、新型「BMW iX3」。BMWの新時代を告げる「ノイエクラッセ」シリーズの第1弾は、どのような姿をしているのか。航続距離906km(WLTCモード)という性能を誇る、最新鋭の電気自動車を写真で紹介する。 -
NEW
「スバル・レヴォーグ レイバック」にハイブリッド車が登場 その特徴をスバリスト目線で解説する
2026.7.23デイリーコラムスバルの「レヴォーグ」と「レヴォーグ レイバック」がF型に進化し、同時にストロングハイブリッドモデル「S:HEV」も登場した。最新モデルの特徴と細かな変更ポイントを玉川ニコがスバリスト目線で解説する。 -
NEW
第971回:パンダの姉貴はヒグマ 「フィアット・グリズリー/グリズリー ファストバック」登場
2026.7.23マッキナ あらモーダ!その名は熊!? フィアットから新型SUV「フィアット・グリズリー/グリズリー ファストバック」が登場。フィアット入魂のCセグメントモデルはどんなクルマに仕上がっており、またそこにはどんな狙いが込められているのか? イタリア在住の大矢アキオが考察する。 -
NEW
写真で解説する新型「日産リーフNISMO」
2026.7.22画像・写真3代目「日産リーフ」をベースとするスポーツモデル「リーフNISMO」が発売された。日産が培ってきたEV開発技術とNISMOのモータースポーツ由来の知見を融合させたという最新のスポーツクロスオーバーを、写真で詳しく紹介する。 -
ボルボEX90プラス ツインモーター パフォーマンス(4WD)【試乗記】
2026.7.22試乗記ボルボのフル電動SUV「EX90」が上陸。3列7人乗りのキャビンを有する圧倒的なサイズや空力性能を磨き上げたボディー、継続的なアップグレードに対応する最新の電子プラットフォームと、新たなフラッグシップにふさわしいトピックが並ぶ。果たしてその走りは? -
第121回:幽玄なるBMWアルピナ(後編) ―成功のためには美学を捨てろ? “優雅なラグジュアリーカー”の成否を考える―
2026.7.22カーデザイン曼荼羅BMWのクルマをベースに、優雅で上品なグランドツアラーを仕立ててきたBMWアルピナ。BMWの傘下で再出発を切ったラグジュアリーブランドは、その美学を守り続けられるのか? オラオラ系がもてはやされる高級車マーケットでの成否を、カーデザインの識者と考えた。
注目の記事
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングルーチェ
-
第966回:フェラーリ・ルーチェ 地元イタリアで一般人はこう見た&大矢的こころ 2026.6.18 エッセイ -
フェラーリが初のフル電動モデル「Luce(ルーチェ)」を世界初公開 2026.5.26 自動車ニュース -
第105回:「フェラーリ・ルーチェ」のインテリア革命(後編) ―いきすぎたタッチパネル万能主義に物申す!― 2026.3.18 エッセイ -
始まりはジウジアーロデザイン、終着点は広島ベンツ? 二転三転した日本版「ルーチェ」の道のり 2026.3.4 デイリーコラム -
第104回:「フェラーリ・ルーチェ」のインテリア革命(前編) ―元アップルの2人が放ったデジタル至上主義への一撃― 2026.3.11 エッセイ





























