
【スペック】全長×全幅×全高=4470×1800×1575mm/ホイールベース=2760mm/車重=1560kg/駆動方式=FR/2リッター直列4気筒DOHC16バルブ(150ps/6400rpm、20.4kgm/3600rpm)/価格=363万円(テスト車=438万1000円/バーミリオンレッドメタリック=7万5000円/メディアンクロスインテリア=2万1000円/iDriveナビゲーションパッケージ=31万5000円/X Lineエクステリア+ルーフレール=8万7000円/ファインカッティングアルミトリム=5万円/電動パノラマガラスサンルーフ=20万3000円)
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【スペック】全長×全幅×全高=4470×1800×1575mm/ホイールベース=2760mm/車重=1560kg/駆動方式=FR/2リッター直列4気筒DOHC16バルブ(150ps/6400rpm、20.4kgm/3600rpm)/価格=363万円(テスト車=438万1000円/バーミリオンレッドメタリック=7万5000円/メディアンクロスインテリア=2万1000円/iDriveナビゲーションパッケージ=31万5000円/X Lineエクステリア+ルーフレール=8万7000円/ファインカッティングアルミトリム=5万円/電動パノラマガラスサンルーフ=20万3000円)
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2009年9月のフランクフルトショーでお披露目された「X1」が早くもニッポン上陸。フロントのエアインテーク下でシルバーに光るアンダー・ガードが「Xシリーズ」らしさだとBMWはうたうけれど、個人的にはにぎやかにすぎると思った。ボンネットフード上のエンブレムからV字に伸びるラインは、3シリーズのマイチェン時に施されたのと同じお化粧。
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リアビューでも、シルバーのアンダー・ガードが存在感を発揮。彫りの深いボディサイドのショルダーラインといい、兄貴分のX3よりアグレッシブな印象を与える。ルーフレールはオプション装備。全高は、タワーパーキングという日本的事情も考慮して決められたとか。
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排気量1995ccの直列4気筒エンジンは、セダン「320i」やハッチバック「120i」に積まれるのと同じ「N46B20B」型。ただしややチューンが異なり、最高出力はセダン系に積まれるものより6ps低くなっている。もちろん、ダブルVANOSやバルブトロニックといったBMWご自慢のハイテク・デバイスを搭載する点は変わらない。
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写真の赤いシート地は、オプションの「メディアンクロスインテリア」(2万1000円)。シート地が9種類、ボディカラーは12種類選べるなど、コーティネートの豊富さもウリだ。
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高速道路をゆく「X1」。ブレーキング時やアクセルペダルを戻した時に、減速エネルギーを電力に変換してバッテリーに蓄える「マイクロ・ハイブリッド・テクノロジー」というブレーキエネルギー回生システムを備えることも大きなトピックだ。
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外観に比べると、インテリアはずっとおとなしい。ただし、練りに練られているからメータ類の視認性や空調スイッチの操作性はばっちり。iDriveも使いやすい。
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後席バックレストは、40:20:40の分割可倒式。開口部下端の位置が低いので、重量物の積み降ろしも容易。
写真をクリックすると、シートの倒れるさまが見られます -
身長180cmの筆者が後席に乗り込むと、ごらんの様子。写真の「電動パノラマガラスサンルーフ」は、20万3000円のオプションだ。
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頭上空間、足元スペースともに余裕がある後席。スライドはしないが、荷物の容量に応じてバックレストの角度は変えることができる。
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BMWは、このモデルでも50:50の前後重量配分にこだわった。DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)、DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)、CBC(コーナリング・ブレーキ・コントロール)といったアクティブセーフティをつかさどる安全装備は、FRモデル、4WDモデルを問わず標準装備される。試乗車が履いていたタイヤは、ピレリのCinturato P7というランフラットタイヤ。サイズは前後225/50R17。
『BMW X1 sDrive18i(FR/6AT)【試乗速報】』の記事ページへ戻る