JAIA試乗会(その2)
2010.03.01 画像・写真2010年2月8日、大磯で行われたJAIA試乗会で『webCG』スタッフが気になったクルマを写真で紹介。その2は、「スマート フォーツー カブリオ mhd」「フィアット500C」「MINI ONE」の3台。(写真=峰昌宏)

【スマート フォーツー カブリオ mhd その1】
マイクロカーの先駆けといえる「スマート」。現行モデルの日本における発売は2007年10月で、その後、2008年12月に「スタート/ストップ機能」(アイドリングストップ機構)付きの「mhd」モデルに切り替わった。ラインナップは、「フォーツークーペmhd」、「フォーツーカブリオmhd」の2タイプ。
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【スマート フォーツー カブリオ mhd その1】 マイクロカーの先駆けといえる「スマート」。現行モデルの日本における発売は2007年10月で、その後、2008年12月に「スタート/ストップ機能」(アイドリングストップ機構)付きの「mhd」モデルに切り替わった。ラインナップは、「フォーツークーペmhd」、「フォーツーカブリオmhd」の2タイプ。
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【スマート フォーツー カブリオ mhd その2】 後から登場した「トヨタiQ」が、スマート人気を奪ってしまうかと思いきや、さにあらず。両者は似て非なる存在であることを今回の試乗で再確認した。感覚としては、4シーターで登場したiQは、「ちょっと小さなフツーのクルマ」。2シーターのスマートは「特別な乗り物」。異色さは、このぐらい小さくないと味わえないということですな。
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【スマート フォーツー カブリオ mhd その3】 その小さなキャビンゆえか、街でスマートに乗ってるカップルを見ると、「楽しそうだなぁ……」と感じるので、編集部員がその雰囲気を再現しようと悪戦苦闘した図。あまり伝わらなくてスミマセン(苦)。運転席と助手席が近いクルマにはそれ特有の良さがあるということを伝えたかったのですが……。カブリオレなら屋根も開くので楽しさ倍増です。
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【スマート フォーツー カブリオ mhd その4】 アイドリングストップ中はエアコンが効かなくなってしまうので、夏場などアイドリングストップさせたくないときは「OFF」にすれば機能を解除できる。動作中は、時速8km/h以下になるとエンジンが停止し、ブレーキペダルから足を離すと始動する。
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【スマート フォーツー カブリオ mhd その5】 電動キャンバストップは、サンルーフのように途中まで開いた状態で止めることも可能。写真は全開にした状態。「スマートフォーツー」は、エコカーであると同時にファンカーでもあるのだ。本国ではEVモデルも設定されているスマートだが、メルセデス・ベンツ日本に導入予定を尋ねたところ、「現在、検討中」とのこと。 (webCG 曽宮)
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【フィアット500C 1.2 8V POP その1】 2009年9月に日本導入された「500」のオープンモデル「500C」。ピラーを残したスライディング式オープントップは、フルオープンだと「ちょっと照れる」私にとって、ちょうどいい感じ。ルーフは、オープン時2段階、クローズ時3段階の調節ができる。
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【フィアット500C 1.2 8V POP その2】 「500」同様、乗り込んだ瞬間、楽しいドライブを予感させるインテリア。丸いヘッドレストが特徴的なシートは、この手のコンパクトカーには珍しく(?)、ホールド感があって気持ちいい掛け心地。適度な硬さで乗り心地もグッド!
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【フィアット500C 1.2 8V POP その3】 小さな、跳ね上げ式のテールゲートは大きく開くから、荷物の出し入れもスムーズに行える。オープンカーでは狭くなりがちな荷室スペースだけど、クローズドボディよりたった3リッター少ないだけの容量、182リッターを確保する。
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【フィアット500C 1.2 8V POP その4】 コンパクトサイズだけに取りまわしはラクだけど、リアウィンドウの位置までオープンにすると、折りたたまれたルーフが後方視界を妨げてしまい、後続車は全く見えない。バックでの駐車も少々困難。そんなときは、1段階ルーフを戻すことをオススメします。
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【フィアット500C 1.2 8V POP その5】 男性にも人気の「500」だけど、個人的には“オシャレ〜”な女性に乗ってほしい。フィアット・オート・ジャパンによると、今後「500C」のアバルト仕様の登場もなくはないこともない……!? とのこと。「おっ!」と思った殿方、要チェックですね。 (webCG ワタナベ)
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【MINI ONE その1】 「MINI ONE」は、BMW製「MINI」の素(す)のグレード。とはいえ中味に手抜きなし。搭載する1.4リッター直4DOHCエンジンには、ダブルVANOS、バルブトロニックといったBMWらしい技術を採用。95psとやや控えめなパワーも、6MTあるいは6ATのギアを上手に選んで走れば、いと楽し!
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【MINI ONE その2】 走りっぷりは、スッキリさわやか。ステアリングフィールも、ステアリングホイールの手触りも、共に上質。乗り心地は、低速でちょっとゴツゴツするけれど、速度がのれば、ちょうど良くなる。プジョーじゃないけど、猫足。ドイツ車とフランス車の“いいとこどり”と言えなくもない。175/65R15タイヤもバランスよし。
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【MINI ONE その3】 ちゃんとデザインされた、今風の(?)鉄チンホイールがうれしい。冬場のスタッドレスもバッチリ。インテリアも、パワーウィンドウスイッチやウィンカーなど、各部のタッチに統一感あり。感触がプレミアム。手に入れたら、「我が家のマスコット」になること確実。そんな「かわいらしさ」がそこかしこに……。
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【MINI ONE その4】 オプション装備も豊富で魅力的。シート変えて、クロームインテリア選んで、オーディオも……、リスト見てると、あれもこれもと付けたくなる。で、そんな結果は300マンオーバー。1番安い「MINI」のはずだったのに。なんてヒトも多いのだとか。あ、ルーフだけを白や黒に塗りわけたいヒトは、「クーパー」か「クーパーS」をどうぞ。
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【MINI ONE その5】 2010年1月には初のSUV「MINIカントリーマン」を発表するなど、「MINI」はますますバリエーション拡大中。このあと「クーペ」「ロードスター」のデビューも予定されている。初代から2代目へは、「変わらない良さ」が基本コンセプトだったと記憶しているのだけど、今の路線じゃ、“変わらない”のも大変だ!? (webCG こんどー)