
【スペック】TSI:全長×全幅×全高=4255×1810×1420mm/ホイールベース=2575mm/車重=1340kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ+スーパーチャージャー(160ps/5800rpm、24.5kgm/1500-4500rpm)/価格=392.0万円(テスト車=同じ)
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【スペック】TSI:全長×全幅×全高=4255×1810×1420mm/ホイールベース=2575mm/車重=1340kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ+スーパーチャージャー(160ps/5800rpm、24.5kgm/1500-4500rpm)/価格=392.0万円(テスト車=同じ)
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外観と比べると、その素っ気なさが目立つインテリア。HDDナビゲーションシステムやETCなどは標準装備。「2.0TSI」はレザーの電動シート、いっぽう「TSI」ではアルカンターラ&ファブリックの手動シートとなる。
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1800mmにもおよぶ長いルーフが、「シロッコ」のサイドビューを特徴づける。デザインを個性的にするだけでなく、このルーフの長さが後席の居住空間を生んでいる。
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外観から想像するよりは使える荷室。後席を倒すことで長尺物の積載も可能。ただし、ラゲッジスペースの間口が高い位置にあるので、重量物を一度持ち上げてから積む必要があるのはツライ。
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電子制御でダンパーの減衰力や電動パワステの設定を「SPORT」「NORMAL」「COMFORT」の3段階で変更するアダプティブシャシーコントロール「DCC」は、2リッターの「2.0TSI」に標準装備(1.4リッターの「TSI」にはオプションでも用意されない)。タイヤサイズは前者が235/40R18、後者が235/45R17。
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2リッターの「2.0TSI」が447万円、1.4リッターの「TSI」が392万円。フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、新車登録日から初回車検満了日までの3年間の点検整備作業を工賃無償で受けることができる「フォルクスワーゲン プロフェッショナルケア」を導入したが、新型シロッコの価格にはこのプログラムが含まれている。
写真は2リッターエンジン。 -
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シロッコ(Scirocco)という名称は「アフリカのサハラ砂漠から地中海に向けて吹く熱風」に由来。初代が1974年〜81年、2代目が1981年〜92年にかけて生産され、このたび16年のブランクを経て3代目がデビュー。近年のフォルクスワーゲンは、ラジエターグリルががばっと開いたフロントマスクが特徴だった。しかし、フォルクスワーゲングループのチーフデザイナーとなったワルター・デ・シルヴァによって、水平基調の顔へと移行。新型ゴルフに続いて新型シロッコも、口を真一文字に結んだ新しい顔で登場した。
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アクセスする際に腰を折り曲げることさえいとわなければ、後席の居心地は上々。大人が長距離移動することにも充分に耐える。
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Cピラーのラインやルーフからリアウィンドウにかけての処理が、どことなくデ・シルヴァがフィアット/アルファ・ロメオ在籍時に手がけた「アルファ147」を思わせる。ゴルフ5のGTIに比べると、全高が75mm低くなり、全幅で50mm広くなるなど、プロポーションはかなりロー&ワイド化が進んだ。
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【スペック】2.0TSI:全長×全幅×全高=4255×1810×1420mm/ホイールベース=2575mm/車重=1360kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブターボ(200ps/5100-6000rpm、28.6kgm/1700-5000rpm)/価格=447.0万円(テスト車=461.7万円/パノラマガラスルーフ=14.7万円)