第244回:ケータイカーナビ勝手にテスト!もしやヒストリックカーにオススメかも!?
2005.12.28 小沢コージの勢いまかせ!第244回:ケータイカーナビ勝手にテスト!もしやヒストリックカーにオススメかも!?
■データ量は劣るけど……
全くもって宣伝じゃないんだけど、最近、auの『EZ助手席ナビ』っつうのを使う機会がありました。ようするにケータイにナビ機能が付いてるわけです。テレビCMでも流れてるし、気になっている人も多いはず。とりあえず使い勝手のご報告をいたしましょう。
リクツは簡単。最近のケータイってGPS機能が付いてるでしょ? 子供が持ってる時なんかに、位置確認ができるようにって。ま、常にダンナの位置を把握しておきたい! って奥さんもいるんだろうけど……。もともとそういう機能がついているおかげで、地図データを通信で読み込み、モニター上でGPSデータと組み合わせるだけで、見事カーナビになるというワケ。
でもまあ、しょせんはケータイ。モニターは小さいし、地図データも詳しすぎると重くなって困るはず。きっと使えないでしょうと思ったところ……。こ、これが案外使えるんだなぁ。もちろん地図は小さく、字も読みづらい。しかし最新型の携帯はそれなりに画面も大きいし、解像度が高くてそれなりに読める。それに意外と正しく、目的地まで誘導してくれるのだ。
たとえば先日、新潟県奥只見丸山スキー場に行った時は、ほぼ目的地手前まで案内してくれたし、取材で厚木の東京R&Dに行った時は、社名検索はできなかったけど、住所検索はできた。ただし、同じく厚木にある日産テクニカルセンターに行こうとした時は、住所すら載ってませんでしたけど。
■クルマに付けたくないけど必要な人へ
なにより最大の欠点は、位置確認や移動中の画面変化が遅いこと。移動中は1、2秒ごとにコマ送り状態で画面が変わるし、最初の携帯の位置確認や目的地検索なんてになると、時によっては次の画面が出てくるまでに10秒以上かかったりする。
また目的地の近くになると、ちょっと手前で最終案内を止めちゃったり、決して完璧ではない。データ量、使い勝手、親切さではさすがに普通のカーナビにはかないません。
正直、フツーのナビと完璧タメ張れる! と思うのは大間違いですね。
ただねぇ。俺のロールスがそうなんだけど、古いクルマ、特にヒストリックカーユーザーにはいいと思ったなぁ。最新式ナビは古いクルマに付けにくいだけでなく、カッコ悪いから積極的には付けたくないわけ。俺のポルシェ911にしても、インパネ形状が平らじゃないから、オーディオ代わりに付けようとするとモニターが下を向き、全く機能しない。要するにナビを付けたくても付けられない、もしくはあえて付けたくない人には有効。お手軽な“補助的ナビ”としてはオススメなのだ。
それに完璧すぎないところが逆にいいって人もいる。「優れたカーナビばかり頼ってると、頭がバカになるし、地図を読めなくなる」というのだ。そういう点でも適当な性能だと思う。
あと、勘のいい野性的ドライバーならば、助手席の人にいちいち案内してもらわなくても、音声案内だけを頼りに目的地にたどり着くこともできるし、いろんな意味で便利。金額的にも機種はauのWIN機能なるものが付いてる端末ならば何でもOKで、月額使用料もパケット通信し放題のダブル定額に入っておけば、あとは315円と安い。一度試してみる手はあると思いましたね、マジで。
(文と写真=小沢コージ/2005年12月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
-
第454回:ヤマダ電機にIKEAも顔負けのクルマ屋? ノルかソルかの新商法「ガリバーWOW!TOWN」 2012.8.27 中古車買い取りのガリバーが新ビジネス「WOW!TOWN」を開始。これは“クルマ選びのテーマパーク”だ!
-
第453回:今後のメルセデスはますますデザインに走る!? 「CLSシューティングブレーク」発表会&新型「Aクラス」欧州試乗! 2012.7.27 小沢コージが、最新のメルセデス・ベンツである「CLSシューティングブレーク」と新型「Aクラス」をチェック! その見どころは?
-
第452回:これじゃメルセデスには追いつけないぜ! “無意識インプレッション”のススメ 2012.6.22 自動車開発のカギを握る、テストドライブ。それが限られた道路環境で行われている日本の現状に、小沢コージが物申す!?
-
第451回:日本も学べる(?)中国自動車事情 新婚さん、“すてきなカーライフに”いらっしゃ〜い!? 2012.6.11 自動車熱が高まる中国には「新婚夫婦を対象にした自動車メディア」があるのだとか……? 現地で話を聞いてきた、小沢コージのリポート。
-
NEW
実力検証! SUV向けプレミアムタイヤ「ブリヂストンALENZA LX200」を試す
2026.3.62026 Spring webCGタイヤセレクション<AD>目指したのは、人気車種となっているSUVとのベストマッチ。ブリヂストンが開発した新プレミアムタイヤ「ALENZA(アレンザ)LX200」は、どんな乗り味をもたらすのか? モータージャーナリスト石井昌道が試乗を通して確かめた。 -
NEW
BYDシーライオン6(FF)
2026.3.6JAIA輸入車試乗会2026“中国の新興ブランド”BYDにあこがれは抱かずとも、高コスパの評判が気になる人は多いだろう。では、日本に初導入されたプラグインハイブリッド車のデキは? 初めて触れたwebCGスタッフがリポートする。 -
NEW
実に3年半ぶりのカムバック 「ホンダCR-V」はなぜ日本で復活を果たしたのか?
2026.3.6デイリーコラム5代目の販売終了から3年半のブランクを経て、日本での販売が開始された6代目「ホンダCR-V」。世界的なホンダの基幹車種は、なぜこのタイミングで日本復活を果たしたのか? CR-Vを再販に至らしめたユーザーの声と、複雑なメーカーの事情をリポートする。 -
NEW
「ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド」発表会の会場から
2026.3.5画像・写真ジープブランドのコンパクトSUV「アベンジャー」に、4WDのハイブリッドバージョン「アベンジャー4xeハイブリッド」が追加された。その発表会(2026年3月5日開催)の場に展示された同モデルの外装・内装を写真で紹介する。 -
スバル・トレイルシーカーET-HS プロトタイプ(4WD)【試乗記】
2026.3.5試乗記スバルから本格的な電気自動車の第2弾となる「トレイルシーカー」が登場。前後のモーターから繰り出すシステム最高出力はドーンと380PS。ただし、それをひけらかすような設定にはしていないのがスバルらしいところだ。スノードライブの印象をお届けする。 -
ホンダ・インサイト
2026.3.5画像・写真4代目はまさかの電気自動車(BEV)! ハイブリッドからBEVへ、4ドアセダンからSUVへと変身して、「ホンダ・インサイト」が復活を遂げた。ドアトリム/ダッシュボードヒーターにアロマディフューザーと、新たな快適装備を満載したその姿を、写真で紹介する。