鈴鹿に2万人――「モータースポーツファン感謝デー」開催
2005.03.15 自動車ニュース鈴鹿に2万人――「モータースポーツファン感謝デー」開催
世界屈指の名コース、三重県・鈴鹿サーキットで、2005年3月12、13日、「第18回モータースポーツファン感謝デー」が開催された。
両日とも、冬型の気圧配置の影響で真冬並みの寒さ。雪や霰が降るという悪天候の中、二輪、四輪のモータースポーツを愛するファンや家族連れなど約2万人がつめかけた。
■ファンが喜ぶ催し目白押し
グランドスタンド裏の広場「グランプリスクエア」では、エンジン始動体験、コックピット体験、メカニック体験や親子バイク教室、キッズカート試乗会など、触れる楽しさあふれるイベントが繰り広げられた。
一方のコースでは、8耐&JSB1000、ホンダコレクションホール秘蔵のヒストリックレーシングマシン、スーパーGT、フォーミュラ・ニッポンなどのマシンのデモ走行や、サーキットカートで二輪、四輪選手と一緒に東コースを一周する体験同乗が行われた。
またメインストレート散策ができるようコースを開放。ピット、パドックでは、オフィシャル体験やコントロールタワー見学、F1をはじめビッグレースの表彰式が開かれるパルテノン体験など、普段は足を踏み入れることができない場所も開放された。
ライダー、ドライバーのトークショーやキャンギャル・オン・ステージも人気のイベント。ピットでは、MotoGPマシンにまたがってみたり、アイルトン・セナもドライブしたマクラーレン・ホンダMP4/6のコックピット体験もあったりと、ファンが喜ぶ催し目白押し。
フォーミュラ・ニッポンのデモ走行後には、マシンをグリッドに並べ、さらに二輪のマシンもまじえての、模擬グリッドウォークも催され、コースはファンであふれ返った。
さらに雪が降る中、自分の愛車で国際レーシングコースをマーシャルカーの先導で体験走行する「マイカー・マイバイクラン」なども人気だった。
13日は特に寒さが厳しく、断続的に雪が降り、晴れ間がのぞく時間があったものの午後4時を過ぎたありから、本格的に大粒の雪が降り出し、サーキットを白く包み込んでいた。
(文&写真=KLM Photographics J)
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