【東京モーターショー2003】フォード「復活の『フィエスタ』&『フォードGT』」
2003.10.28 自動車ニュース【東京モーターショー2003】フォード「復活の『フィエスタ』&『フォードGT』」
2003年6月に創業100周年を迎え、「これからの100年もよろしく」と語るフォードモーターカンパニー。記念車の「フォードGT」を参考出品し、「フィエスタ」を日本市場に復活させる。とはいうものの、御大は、フォードグループの中心部に比較的小規模なブースを構え、まわりを個性豊かなグループ内ブランドでガードした感じ。
■定番スモールカー再び
「フィエスタ」は、1976年にデビューした初代が日本でも販売された。現在までに1000万台以上が生産されたという、ヨーロッパの定番スモールカーだ。このたび5世代目に発展し、再びわれわれの前に復活したというワケだ。2004年夏頃、日本市場に投入される計画だという。マニュアルしかなく、販売が伸びなかった「Ka」の苦い経験から、今度のフィエスタは右ハンドルの4段AT仕様となった。
ちなみに、2004年は世界ラリー選手権の「JWRC」カテゴリーに、フィエスタでの参戦が予定される。そのマシンをイメージした「フィエスタRSラリー」が、ターンテーブルの上に飾られる。
■アメリカンスーパーカー「フォードGT」
ルマン24時間レース連覇をはじめ、1960年代後半に活躍したフォード「GT40」。偉大なレースカーを現代に蘇らせた、ロードゴーイングカーが「フォードGT」。引き締まったオリジナルと比べて、かなり成長した印象だが、いかにも“アメリカンスーパーカー”らしい存在感は大きい。真っ赤なGTをブースの前面に展示、あとは市販車のフォーカス、モンデオ、エスケープ、マスタング、エクスプローラーを並べる。
量販が見込めるフィエスタの導入によって、歴史と知名度に見合った販売実績を、日本市場で示せるかどうか? 期待されるところ。
(webCG 菊池)
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