ポルシェ、“ターボ(ルック)”のオープン&40周年記念モデルを発表
2003.09.19 自動車ニュースポルシェ、“ターボ(ルック)”のオープン&40周年記念モデルを発表
ポルシェジャパンは、新しい911のオープンモデル「911ターボ カブリオレ」と「911カレラ4S カブリオレ」をラインナップに追加。さらに、911のデビュー40周年を記念した「911アニバーサリーエディション」を発表。2003年9月16日から受注を開始した。
「911ターボ カブリオレ」は、3.6リッター水平対抗6気筒ツインターボエンジン(420ps)を積む911カタログモデルの最高峰「ターボ」をオープンに仕立てたニューモデル。911ターボのオープンは、1987年から89年までつくられた930型ターボカブリオレ以来、約14年ぶりとなる。0-100km/h加速は、ターボクーペのわずか0.1秒落ちである4.3秒、最高速度はターボクーペと同じ305km/hを誇るスーパーオープンだ。
「911カレラ4S カブリオレ」は、ターボのボディと足まわりに、320psを発するNAユニットを搭載したクーペ「911カレラ4S」のオープンバージョンである。
ふくよかなリアフェンダーをもつ2台の“ターボ(ルック)”カブリオレは、Bピラー背後に補強剤などを追加したことにより、911オープンモデルのなかで、もっとも高いボディ剛性を誇るという。オープン機構に、走行中でも50km/h以下であれば開閉できるシステムを採用したことも新しい。
価格は、「911ターボカブリオレ」が1920.0万円、「911カレラ4Sカブリオレ」が1422.0万円。トランスミッションは5段ティプトロニックのみで、ハンドルは右・左両方が用意される。
加えて、911の誕生40周年を記念した「911アニバーサリーエディション」と呼ばれる限定モデルが発表された。911が1963年のフランクフルトショーで発表されたことにちなみ、全世界で1963台が限定販売される。
エンジンは、自然吸気の3.6リッター水平対向6気筒だが、「911カレラクーペ」より25psパワーアップ。、最高出力345psを発生し、0-200km/h加速16.5秒、最高速度290km/hのパフォーマンスを得た。これは、NAエンジンを搭載モデルとしては、「911GT3」に次ぐ性能の高さである。ボディカラーは、03年のフランクフルトショーでお披露目されたスーパースポーツ「カレラGT」と同じ「GTシルバーメタリック」。エクステリアには、大径エアインレットをもつターボ」用フロントバンパーや、ポリッシュド18インチカレラホイール、メッキテールパイプなどを装着する。ダークグレーのソフトレザーシートを装着するインテリアは、センターコンソールとシフトノブを、ボディカラーとコーディネート。シフトノブの奥に「40 Jahre 911」と刻印されたプレートが付与される。
左ハンドル、6段MTのみの設定で、価格は1262.0万円となる。
(webCG 本諏訪)
ポルシェジャパン:
http://www.porsche.co.jp/
『webCG』リンク
ポルシェ911カレラ4Sカブリオレ【海外試乗記】:
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000013561.html
ポルシェ911ターボカブリオレ【海外試乗記】:
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000013711.html
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