第10回:MDXはなぜカッコいい?
2003.03.31 小沢コージの勢いまかせ!第10回:MDXはなぜカッコいい?
河口湖で行われた「ホンダMDX」の試乗会に行ってきました。つくづくクルマにとって「デカい」はいいことだなぁって思った。
あのね。よく見ると、デザイン自体は普通なのよ。CR-Xとまではいわないけど、よくあるホンダらしいグリルデザインに、オーソドックスな4WD系フォルム。全体的にモダンにはなってるとはいえね。
だけど妙にカッコよく見える。で、考えてみると最大のポイントはやっぱボディサイズなのよ。全長4790mmで全幅1955mm。デカいだけでしょ。はっきり言って。
だけど、男が背が高いだけでウケるように、女がムネがデカいだけでセクシーなように、クルマもデカいだけでカッコいいんじゃないかしら。直感だけど。
考えようによってはレンジローバーだってそうでしょ。昔のキャデラックだって、ロールス&ベントレーだって「デカいだけ」。
ちなみに質感はほどほど。カナダ産だけあってインテリア、外観ともに驚くほど高品質ってわけじゃない。普通。それよりいいのはその3.5リッターV6だよなぁ。260馬力って数値もそうだけど、なにより「重量感」があって、かつ「よく回る」。この2つが伴わないと日本の長距離はダメなのよ。「よく回る」だけじゃ飽きるし、「重量感」だけでも飽きる。今度、長距離出張に行くとしたらこれしかないって思いましたね。ホントに。
(文=小沢コージ/2003年3月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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