メルセデス、「A45 AMG」を発表【ジュネーブショー2013】
2013.03.06 自動車ニュース【ジュネーブショー2013】メルセデス・ベンツが「A45 AMG」を発表
独ダイムラーはジュネーブモーターショー開幕前夜の2013年3月4日、ショー会場近くの特設会場でメディアを集め、「AMGメディアナイト」を開催。「A45 AMG エディション1」を披露した。
AMGとしては初のコンパクトモデルとなる「A45 AMG」は、2リッター直噴直4エンジンを搭載。このエンジンは量産4気筒としては世界最高レベルの最高出力360ps/6000rpm、最大トルク45.9kgm/2250-5000rpmを発生する。
一方で、燃費はNEDC(新欧州ドライビングサイクル)総合で、6.9〜7.1リッター/100km(14.5〜14.1km/リッター)、排ガスはユーロ6に適合するなど、パワー、効率、エミッションを高次元でバランスさせた。
トランスミッションは7段AMGスピードシフトDCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)を搭載。ギアボックスに小型・軽量のPTU(パワー・テイクオフ・ユニット)を内蔵し、プロペラシャフトを通じて後輪にも最大50%のトルクが配分される4MATIC(4WD)システムを採用した。
「エディション1」は大型リアスポイラーをはじめとする専用の内外装を備えたスペシャルモデル。ダイムラーはベースとなる「Aクラス」について、日本市場をドイツに次ぐ第2の市場と位置付けており(北米市場は未発売)、A45 AMGに関しても、エディション1を含むさまざまなバリエーションの導入が期待される。2013年内の日本発売が予想される。
AMGのオーラ・ケレニウス代表取締役社長は「AMGは2017年に50周年を迎える。アニバーサリーイヤーに向けた今後4年間を“AMGパフォーマンス50”と銘打ち、メルセデス・ベンツ全体の成長戦略である“メルセデス・ベンツ2020”の鍵となる要素としての役割を担う」と述べた。
(文=塩見智/写真=メルセデス・ベンツ日本)
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