クライスラーからマッスルな“SRT”が復活【東京オートサロン2013】
2013.01.11 自動車ニュース【東京オートサロン2013】クライスラーのハイパフォーマンスシリーズ“SRT”が日本再上陸
フィアット クライスラー ジャパンは2013年1月11日、千葉県の幕張メッセで開催されている「東京オートサロン2013 with NAPAC」にSRTブースを出展。「ジープ・グランドチェロキー SRT8」と「クライスラー300 SRT8」の2台を発表した。
■排気量は軽自動車10台分!
「SRT」とは「Street and Racing Technology」の略称であり、クライスラーが展開するハイパフォーマンスカーブランドにあたる。2002年の誕生当時は、各モデルの最上級グレードの呼称として使われていたが、2011年に高性能モデルを開発、販売するブランドとして独立した。
日本でも、かつて「クライスラー300C」と「ジープ・グランドチェロキー」「ダッジ・チャージャー」のSRT8が正規導入されていたが、いずれもすでに販売は終了。今回、二度目の上陸をはたした。
今回日本に導入されるのは、「クライスラー300 SRT8」と「ジープ・グランドチェロキー SRT8」の2モデル。いずれも先代モデルより300ccほど排気量の大きな6.4リッターV8エンジンを搭載しており、前者は472ps/6100rpm、64.3kgm/4150rpm、後者は468ps/6250rpm、63.6kgm/4100rpmを発生する。組み合わされるトランスミッションは、いずれも5段ATとなる。
内外装も特別に仕立てられており、ともに専用のエアロパーツや20インチホイール、「SRT」のロゴがあしらわれたナッパレザーとスエードのコンビシートなどが採用される。さらに「300」には、SRT8専用フロントグリルや、ポルトローナフラウ社製の“フォリーニョ”レザーインテリアトリム、Harman Kardon製プレミアムスピーカーなども用意されている。
また「グランドチェロキー」については、特別限定車の「グランドチェロキー SRT8アルパイン」「グランドチェロキー SRT8ベイパー」も同時に発表された。ともにブラッククロームの20インチアルミホイールやグロスブラックのフロントグリルなどで外装がコーディネートされており、「ベイパー」は黒、「アルパイン」はSRT8としては初となる白のボディーカラーが採用される。
発売は2013年3月2日を予定しており、「ベイパー」は50台、「アルパイン」は20台の限定で販売される。
各モデルの価格は以下の通り。
・クライスラー300 SRT8:638万円
・ジープ・グランドチェロキー SRT8:688万円
・ジープ・グランドチェロキー SRT8アルパイン:698万円
・ジープ・グランドチェロキー SRT8ベイパー:698万円
(webCG)
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