スバル/STIがモータースポーツ参戦体制を発表【東京オートサロン2013】
2013.01.11 自動車ニュース【東京オートサロン2013】スバル/STI、2013年のモータースポーツは「優勝あるのみ」
富士重工業と、そのモータースポーツ部門を担当するSTI(スバルテクニカインターナショナル)は、2013年1月11日に開幕したカスタマイズカーの祭典「東京オートサロン2013 with NAPAC」において、コンセプトモデルやレーシングカーを出展するとともに、2013年のモータースポーツ参戦体制を発表した。
スバル/STIは、昨2012年に続き、オートサロンのプレスデイでモータースポーツの参戦体制を告知した。
エントリーが決まっているのは「SUPER GT選手権 GT300クラス」と「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」。さらに、「ヨーロッパラリー選手権(ERC)」や2013年から始まる「世界ラリー選手権2(WRC2)」をスバル車で戦うエントラントに対して、従来と同等の支援を計画していることも明らかにされた。
このうちSUPER GT選手権には、昨シーズンと同様に「BRZ GT300」で参戦する。前年は1勝もできなかったが、今年は初優勝のみならず年間タイトルをも狙う。「2012年も十分な速さは見せていた。欠点は理解できているので、(それさえつぶせば)今年は必ず勝てるはず」とは、総監督を務める辰己英治氏の弁である。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースでは2011年、2012年と連続でクラス優勝を手にしている。三連覇が目標になるのは当然のこととして、「ただ勝つのではなく、その勝ち方で日本車のすごさ、スバルのすごさをアピールできるようにしたい」(辰己総監督)と4カ月後の“完勝”に意欲満々である。
会場には、これらのレースに出場するマシンのほか、さまざまなコンセプトモデルも出展された。
「フォレスターSPORT CONCEPT」は、SUVの「フォレスター」をローダウンし、オンロードにおける走行性能を高めたというモデル。
逆に都会派クロスオーバーである「インプレッサXV」をオフロード仕立てとした「XV SPORT CONCEPT」や、スポーツカーの「BRZ」に高輝度のボディーカラーやタンレザーの内装を与え“大人のドレスアップ”を演出した「BRZ Premium Sport Package CONCEPT」も来場者の注目を集めていた。
(webCG 関)
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