フェイスリフトをうけたアウディA4

1999.01.04 自動車ニュース webCG 編集部
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フェイスリフトをうけたアウディA4(1/4)

アウディは1999年モデルの「A4」にフェイスリフトを施した。バンパー形状などが変更されたことに加え、ボディ剛性が向上している。

「アウディA4」の1999年モデルは、バンパー形状が新しくなり、フロントスカート部分の両端にフォグランプが組み込まれたのが大きな変更点だ。さらにヘッドライトはウォッシャー付のエリプソイドタイプとなり、グリルは先にフェイスリフトを受けた「A8」に準じた立体的なものとなった。サイドプロテクトモールの幅が広くなり、アウタードアハンドル、ドアミラーそしてリアコンビネーションランプの形状も変わった。

内装における変更として、これまでよりソフトな座り心地のシートと、再設計されたセンターコンソールがあげられる。本国ではESP(エレクトロニックスタビリティプログラム)とヘッドエアバッグがオプション設定され、安全性も向上している。サスペンションとボディ剛性が上がったのも特筆すべき点で、これによって乗り心地と静粛性が向上しているのだ。

今回の改良はこのように多岐にわたっているのだが、しかし外観は従来のイメージを強く残している。アウディはマーケットにおける「A4」の商品力が発売から5年を経ても依然として高いままにあると判断しているはずだ。となると売れている商品をあれこれいじりまわすのは得策でない。それが少々保守的なフェイスリフトにつながっているのだろう(テストレポートは1月下旬にお届けする予定です)。(木村 宏)

 
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