アウディ、「A6」をマイナーチェンジ
1999.09.29 自動車ニュースアウディ、「A6」をマイナーチェンジ(9/29)
アウディジャパンは「A6」および「A6アバント」をマイナーチェンジし、9月27日より発売した。側面衝突時に乗員の頭部を保護する「サイドガード」等が追加装備されている。
「アウディA6」の小変更では標準装備の充実が行われた。最も特徴的な装備は「サイドガード」と呼ばれるサイドエアバッグ。左右のルーフライニングに装着されるもので、展開するとサイドウィンドウのほぼ全域がカバーされ、ドライバー、コドライバーはもとより、リアシート外側に座る乗員の頭部を保護するもの。約5秒間展開状態を維持し、万一の横転にも対応しているという。
その他の変更点は、ホイールを16インチに拡大したことをはじめ、パナソニック製の新型オーディオシステム「シンフォニー」の採用、マルティメディアステーションの機能向上があげられる。さらに最上グレード「A6 2.8クワトロ」「同アバント2.8クワトロ」にはティプトロニックセレクター付本革巻スポーツステアリングホイールが装着される。
アウディでは、今回のマイナーチェンジから「A6」を受注生産する「特別注文方式」を採用している。これにより外板色に特別色3色が加わったのをはじめ、セットオプション以外に個別のオプションが選択可能となった。さらに「2.8クワトロ」のセダン/アバントにおいて左ハンドル仕様車を選べるようにもなった。
「アウディA6」の価格は、セダンが「2.4」の499.0万円から、ワゴンは「アバント2.4クワトロ」の561.0万円からとなる。なお従来の「A6アバント2.4(前輪駆動)」は廃止されている。
「A6」は、アッパーミドルクラスにふさわしく内外装が豪華。なかでもそのエクステリアは曲線を基調とした流れるようなラインがカッコいいと思います。アウディの強調する「プレミアム」を感じさせる1台です。(Web CG 有吉)
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