EVスポーツカー「トミーカイラZZ」が大阪に登場

2013.04.30 自動車ニュース
「トミーカイラZZ」
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EVスポーツカー「トミーカイラZZ」が大阪に登場

京都大学発のEVベンチャー、グリーンロードモータースは2013年4月26日、大阪・梅田のグランフロント大阪「ナレッジキャピタル」内にショールームを開設。同社初の商品であるEVスポーツカー「トミーカイラZZ」を展示し、受注を開始した。

 
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「トミーカイラZZ」の走行テストを担当する、レーシングドライバーの白石勇樹氏。
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グリーンロードモータースの小間裕康社長(写真左)と、テストドライバーを務める白石勇樹氏。
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「トミーカイラZZ」は、サイドウィンドウも幌も持たない2シーターのオープンスポーツカー。パワステもブレーキサーボもエアバッグも付かない「公道を走れるレーシングカー」のようなクルマで、かつて京都にあったトミタ夢工場が1997年に発売した同名のガソリン車のコンセプトを、EVとして引き継いでいる。

京都産へのこだわりも特徴の一つで、生産は京都府舞鶴市の小阪金属工業(自衛隊の水陸両用車も手掛けた)が担当。搭載するリチウムイオンバッテリーは、GSユアサを親会社とするリチウムエナジージャパン製で、モーターは日本電産製。そのほか、コンデンサーのニチコン、電子部品のオムロンなど、京都企業の部品が集められ、同社独自の「KYOTO生産方式(プラットフォーム部分とボディーカウル部分を別々に製造し組み立てる)」によって作られる。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=3870×1740×1140mmで「テスラ・ロードスター」より少しコンパクト。車重は850kg。EVとしては非常に軽量に仕上がっている。

最高出力305ps、最大トルク42.3kgmは、ライトウェイトスポーツカーとして十分な数値で、0-100km/h加速は3.9秒と、スーパースポーツ並みの動力性能を誇る。「乗りこなす楽しみが感じられる、少しクセのあるハンドリングに仕上げたい」とは、同車のテストドライバーを務める白石勇樹氏の弁。

標準で搭載するバッテリーの容量は16.5kWhで、満充電からの航続可能距離は120km。オプションで、200km走れるようにバッテリー容量を大きくすることもできるが、「先行予約の段階では、車体の軽さを優先する方がほとんど」(小間裕康社長)だという。

2013年度については99台のみを限定販売する計画。価格は税別で800万円と高価だが、4月2日の先行予約開始以来、問い合わせ件数は100件以上、購入希望もすでに30件以上にのぼっており、「ベンチャーが作っていることに気概を感じる」という方が興味を示しているようだ。

(webCG)

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