新型ワゴン「スバル・レヴォーグ」発売日決まる
2014.04.15 自動車ニュース ![]() |
新型ワゴン「スバル・レヴォーグ」2014年6月に発売決定
富士重工業は2014年4月15日、新型ワゴン「スバル・レヴォーグ」を同年6月20日に発売すると発表した。
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■日本の道に合うワゴン
2013年11月の「東京モーターショー」で世界初公開された、スバルの新型ワゴン「レヴォーグ」。当初は2014年5月中の発売が見込まれていたが、6月20日に販売がスタートすることとなった。
あらためてレヴォーグの概要を紹介すると―― 商品コンセプトとされるキーワードは〝革新スポーツツアラー”。「スポーツカーの楽しい走りとツーリングカーの快適な走りを融合させつつ、高い環境性能や安全性能、ユーティリティー性を備える」とうたわれる。
開発に際しては、日本の交通環境にマッチする〝大きすぎないボディーサイズ”が、最も重視されている。実際の寸法は、全長×全幅×全高=4690×1780×1465mm(17インチホイール装着車の場合。ルーフアンテナ除く)。「レガシィツーリングワゴン」に比べ、100mm短く、70mm低い。2650mmのホイールベースも、レガシィより100mm詰められている。
その一方で、室内空間のゆとりはセリングポイントのひとつ。ワゴンの要となる荷室の広さも自慢で、5人乗車時の容量は、レガシィツーリングワゴン(520リッター)を上回る、522リッターが確保される(フロア下の予備収納スペース含む)。
〝質感の高さ”も、スバル注力のポイント。ダッシュボードやドアパネルなどにソフトパッドがあてがわれるほか、各所にピアノブラック調のパーツや金属調アクセント、メッキパーツを採用するなどして、上質感が演出されている。
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■「燃費」と「安全」にもこだわり
エンジンは2種類。新開発の直噴1.6リッター水平対向4気筒ターボ「DIT」ユニット(170ps/4800-5600rpm、25.5kgm/1800-4800rpm)と、同じく直噴の2リッター水平対向4気筒ターボ「DIT」(300ps/5600rpm、40.8kgm/2000-4800rpm)がラインナップされる。
「軽快で楽しい走りを提供する」という前者1.6リッターターボは、最高17.4km/リッター(JC08モード)の優れた燃費性能もウリ。使用燃料が比較的安価なレギュラーガソリン対応である点も、メリットとされている。
一方の2リッターターボ車は、いわゆるハイパフォーマンスモデル。走行モードのメニューに動力性能をフルに引き出せる「S♯」モードが用意されるなど、1.6リッターモデルとの差別化が図られる。燃費は13.2km/リッター(JC08モード)。
なお、排気量に関わらず、トランスミッション形式は全車CVT。駆動方式は4WDのみとなる。
安全装備も充実している。エアバッグは、SRSカーテンエアバッグや運転席のSRS二―エアバッグを含む7つを標準装備。ステレオカメラを使った運転支援システム「EyeSight」は最新の「ver.3」へと進化。カメラの高解像度化やカラー化といった認識能力の向上に加えて、アクティブレーンキープや後退時のAT誤発進抑制制御など、新機能の搭載も見どころである。
8%の消費税を含めた価格は、以下の通り。
・1.6GT:266万7600円
・1.6GT EyeSight:277万5600円
・1.6GT-S EyeSight:305万6400円
・2.0GT EyeSight:334万8000円
・2.0GT-S EyeSight:356万4000円
月間の目標販売台数は、3200台。
(webCG 関)
→スバル・レヴォーグを写真で紹介(その1:レヴォーグ2.0GT EyeSight)
→スバル・レヴォーグを写真で紹介(その2:レヴォーグ1.6GT-S EyeSight)
→スバル・レヴォーグを写真で紹介(その3:ディテールおよびカットモデル)