第59回「スバル・レヴォーグ1.6GT EyeSight」
2014.07.25 水野和敏的視点“慣れ”に頼っていないだろうか?
今回はちまたで話題のニューモデル「スバル・レヴォーグ」を取り上げます。このクルマは日本市場を見据えて、ボディーサイズを抑えたことが話題になりました。北米を向いた「レガシィ」が、おそらく今後、ますます大型化することに対応したのでしょう。国内では、実質的にレガシィの後継となるツーリングワゴンです。
エンジンは、1.6リッターと2リッターの2種類。いずれももちろん水平対向エンジンで、ターボで過給されます。直噴機構が採り入れられ、JC08モードのカタログ燃費は、1.6が16.0~17.4km/リッター、2リッターは13.2km/リッターと記載されます。価格は、1.6が266万7600~305万6400円。2リッターが334万8000~356万4000円になります。
いきなり結論めいたことを言います。レヴォーグは、いかにもワゴンを造り慣れたスバルらしい、そつなくよくできたクルマです。しかし一方では、「ワゴンとはこうしたものだ」という思い込みと慣れ……といったら言い過ぎですが、既存の概念にとらわれすぎているところも感じます。せっかくのワゴン専用ボディーなのですから、もっと基本に立ち返って理想に向かってほしかった、という部分もあるというのが正直なところです。
それでは具体的に見ていきましょう。
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