BMWの新型クロスオーバー「X4」受注始まる
2014.08.21 自動車ニュース ![]() |
BMWの新型クロスオーバー「X4」受注始まる
BMWジャパンは2014年8月21日、新型クロスオーバーモデル「X4」の国内導入を発表するとともに、受注を開始した。デリバリーは同年10月にスタートする見込み。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
BMW X4は、SUVの悪路走破性とクーペのスポーティーなデザインを融合させたクロスオーバーモデルで、現在のラインナップにおいては「X6」の弟分と位置づけられる。
ボディーサイズ(欧州仕様車)は、全長×全幅×全高=4671×1881×1624mm。同じクラスの「X3」よりも高さを50mm抑えたというなだらかなルーフラインをはじめ、フロントの大きなエアインテークや起伏に富んだボンネット、サイドに流れる2本のショルダーラインなどで、スポーティーなキャラクターが強調される。
インテリアは、ほかのBMW車にも通じる“ドライバーオリエンテッド”なデザインが特徴。荷室の容量は5人乗車時で500リッターが確保され、分割可倒式(4:2:4)の後席を畳むことで、最大1400リッターにまで拡大できる。
日本導入モデルのパワーユニットは、2タイプのガソリンエンジンだ。エントリーモデルの「xDrive28i」には2リッター直4ターボ(245ps/5000rpm、35.7kgm/1250-4800rpm、13.7km/リッター<JC08モード値>)が、上級モデルの「xDrive35i」には3リッター直6ターボ(306ps/5800rpm、40.8kgm/1200-5000rpm、12.1km/リッター<同値>)が搭載される。
組み合わされるトランスミッションは8段ATのみ。駆動方式は全車4WDとなっている。
そのほか走行性能を高めるメカニズムとしては、ステアリングのギア比を連続的に変化させる「バリアブルスポーツステアリング」や、安定したコーナリングを実現するトルクベクタリングシステム「パフォーマンスコントロール」などが、全車に与えられる。
車両の前方と側方を映し出す「サイドビューカメラ」や、車両周辺の様子を俯瞰(ふかん)映像で示す「トップビュー」、車両やドライバーの危機的状況をサポートするオンラインサービス「BMW テレサービス」「BMW SOS コール」といった運転支援システムも、セリングポイントとなっている。
ラインナップと価格は以下の通り。
・X4 xDrive28i:674万円
・X4 xDrive28i Mスポーツ:705万円
・X4 xDrive35i:763万円
・X4 xDrive35i Mスポーツ:790万円
(webCG)
→「BMW X4」のさらに詳しい写真はこちら