フォードから新型ミドシップスポーツ「GT」登場【デトロイトショー2015】

2015.01.13 自動車ニュース webCG 編集部
新型「フォードGT」
新型「フォードGT」
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【デトロイトショー2015】フォードから新型ミドシップスーパースポーツカー「GT」が登場

米フォード・モーターは2015年1月12日、北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー、会期:2015年1月12日~25日)において新型「フォードGT」を発表した。

フォードGTは、1960年代に活躍したレーシングカー(およびそのロードバージョン)の「フォードGT40」をモチーフとした、ミドシップの2座スポーツクーペである。

パワーユニットは、IMSAの耐久レース用エンジンのノウハウを取り入れた新開発の3.5リッターV6ツインターボで、600ps以上の最高出力を発生。トランスミッションは7段デュアルクラッチ式ATとなっている。

一方、ボディーは軽量化を考慮して外板とパッセンジャーセルにカーボンファイバーを、フロントとリアのサブフレームにアルミニウムを採用。ドアは従来の横開き式から、上方に開口するディヘドラル式となった。また、足まわりにはプッシュロッド式サスペンションやカーボンコンポジットブレーキ、ミシュランの高性能スポーツタイヤ「パイロットスーパースポーツカップ2」を採用している。

フォードは2020年までに、「フォーカスRS」や「F-150ラプター」「シェルビーGT350/GT350R」といった、12台以上の高性能スポーツモデルを市場に投入する予定で、今回の新型GTについても、ルマン24時間耐久レースでの初優勝から50周年にあたる、2016年後半に生産を開始するとしている。

(webCG)

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