スバル、XVにレーダー式の予防安全装備を採用
2015.10.06 自動車ニュース![]() |
スバルが「XV」にレーダー式の予防安全装備を採用
富士重工業は2015年10月6日、大幅改良を実施した「スバルXV/XVハイブリッド」を、スバルのオフィシャルサイトで公開した。第44回東京モーターショー(開催期間:2015年10月28日~11月8日。一般公開は10月30日から)のプレスデイにおいて正式発表する。
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■フロントマスクを中心に外観デザインを変更
今回の改良は、内外装デザインの変更と安全装備の強化が中心となっている。エクステリアではヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパーの意匠を変更。フロントまわり全体でワイド感と安定感を表現したという。またガソリン車では、17インチアルミホイールのデザインをより躍動感のあるものに変更したほか、上級グレードの「2.0i-L EyeSight」にサンルーフをオプション設定。ボディーカラーに「ハイパーブルー」「ダークブルー・パール」の新色2色を採用した。
一方インテリアでは、各部にピアノブラック調パネルと金属調の装飾パーツを採用。コントラストを強調することで、上質感のある車内空間を実現したという。シートのデザインも変更しており、サイド部分にアクセントとなる生地を追加したほか、ガソリン車ではオレンジ、ハイブリッド車ではシルバーのステッチを施した。
■レーダーによる後側方の警戒機能を追加
安全装備については、SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンエアバッグを全車標準装備としたほか、予防安全システムの「アドバンスドセイフティパッケージ」を新たにオプション設定した。
アドバンスドセイフティパッケージはレーダーシステムによる車両後側方の警戒機能やオートハイビームなどの機能をセットにしたものである。具体的な機能は以下の通り。
<スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援機能)>
・死角検知機能
ドアミラーでは見えにくい、自車の斜め後方の車両をレーダーで検知。ドアミラーに付いているLEDインジケーターを点灯、点滅させることでドライバーに注意を促す。
・車線変更支援
隣車線を後方から急接近してくる車両をレーダーで検知。ドアミラーのLEDインジケーターを点灯、点滅させることでドライバーに注意を促す。
・後退時支援
駐車場から出庫する際など、後退中に左右から接近してくる車両をレーダーで検知。衝突の危険性がある場合、ドアミラーのLEDインジケーターを点滅させるとともに警告音を発し、ドライバーに注意を促す。
<ハイビームアシスト(自動防眩[ぼうげん]インナーミラー付き)>
ルームミラーの裏側に備えられたモノラルカメラで先行車や対向車を検知。ヘッドランプのハイビームとロービームを自動で切り替える。
ラインナップと価格は以下の通り。
XV
・2.0i:228万9600円
・2.0i EyeSight:239万7600円
・2.0i-L EyeSight:259万2000円
XVハイブリッド
・2.0i:257万400円
・2.0i EyeSight:267万8400円
・2.0i-L EyeSight:286万2000円
(webCG)