【オートモビル カウンシル2016】トヨタは「カローラ」生誕50周年をテーマに展示
2016.08.05 自動車ニュース![]() |
トヨタ自動車は、2016年8月5日に開幕した自動車イベント「オートモビル カウンシル2016」(会期:2016年8月5~7日)において、「トヨタ・カローラ」の生誕50周年をテーマとする展示を行った。
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■売れ続けて半世紀
オートモビル カウンシル2016は、「CLASSIC MEETS MODERN」を掲げ千葉県の幕張メッセで開催される自動車イベント。日本における自動車の文化的側面をアピールすべく、さまざまなブランドの新車・旧車が並べられる。
その中でトヨタは、ロングセラーモデル「カローラ」の生誕50周年をテーマとする展示を行った。
ブースには、1966年に発売された初代カローラをはじめ、「カローラ レビン」(1972年)、「カローラ1600GT」(1979年)の実車を出展。さらにボードを使って、半世紀にわたるカローラの系譜を紹介した。
プレス向けのカンファレンスでは、10代目と11代目の開発責任者を務めた安井慎一氏が登壇。初代が「80点主義+α」(製品として落第点が皆無で、かつ90点以上のポイントがいくつかあること)の思想で開発されたというエピソードに始まり、1960年代からの公害問題を機に3代目の環境性能が高められたこと、国内販売においては過去50年のうち36回も「年間ベストセラー」になっていること、今では海外生産が9割を占めるグローバルカーであることに触れつつ、これまでの歴史を振り返った。
また会場には、現行型のハイブリッドモデルをベースに開発された「カローラ アクシオ ハイブリッドG“50リミテッド”」も展示された。
同車は、今年7月に500台限定で発売された特別仕様車で、初代のカラーサンプルを元に再現したという赤いレザーシートや、クラシックな“花冠エンブレム”が特徴。50年前に発売された初代とともに、メモリアルな展示に華を添えた。
(文と写真=webCG 関 顕也<text & photo=Kenya Seki>)
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