【ジュネーブショー2017】アウディが「Q8スポーツコンセプト」を発表
2017.03.08 自動車ニュース![]() |
独アウディは2017年3月7日、第87回ジュネーブ国際モーターショー(開催期間:2017年3月19日まで)においてコンセプトカー「Q8スポーツコンセプト」を世界初公開した。
Q8スポーツコンセプトは、全長が5.02m、全幅が2.05m、ホイールベースが3mというボディーサイズを持つ、大型SUVのコンセプトモデルである。
最大の特徴は3リッターV6ツインターボエンジンとマイルドハイブリッド機構を組み合わせたパワープラントにあり、特にエンジンについては2基のターボチャージャーに加えて電動コンプレッサーを用いた過給システムを搭載。このシステムはディーゼルエンジンを搭載した「SQ7」ですでに実用化されているもので、ターボが苦手とする低回転域での過給を電動コンプレッサーが担うことで、低回転域から強力なパワーを発生することが可能となっている。
これに組み合わされるマイルドハイブリッドシステムは、荷室の下に搭載される0.9kWhのリチウムイオンバッテリーと、20kW(27.2ps)の最高出力と170Nm(17.3kgm)の最大トルクを発生するスタータージェネレーターからなり、渋滞時や、低速での方向転換、駐車などの際には、エンジンを停止させたままスタータージェネレーターの力のみで走ることができる。
なお、システム全体の最高出力は476ps(350kW)、最大トルクは71.4kgm(700Nm)と公称されており、0-100km/h加速が4.7秒、最高速が275km/hという動力性能を実現しているという。同時に、マイルドハイブリッド機構の搭載により100km走行あたり約1リッターの燃料節約を実現。満タンからの走行可能距離は1200kmとされている。
(webCG)
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