アウディRS 5クーペ(前編)

2018.01.25 谷口信輝の新車試乗 レーシングドライバーの谷口信輝が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす! 今回の主役は「アウディRS 5クーペ」である。450psを生み出す2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速をわずか3.9秒でこなすスーパークーペの豪快にして絶妙な味わいを、谷口がじっくり解説する!

安心感とドライビングプレジャーは表裏一体

「ボディーサイドのところに明暗がはっきりと出ているじゃないですか。僕的には、すごい好きですね、こういうの。あと、テール周りも僕の好みです」

アウディRS 5を目の前にして、谷口信輝はそう語り始めた。これまで谷口には「R8」や「S5」に試乗してもらったが、いずれも大絶賛。そのシャシーやパワートレインが彼の好みにあっていることは確認済みだが、唯一、不満を漏らしていたのがそのデザインだった。どうやらアウディのスタイリングはすっきりとしすぎていて、谷口の心に深い印象を与えなかったようだが、RS 5では初めてポジティブな評価が下った。

もっとも、これは肝心の試乗を行うまえの、第一印象にすぎない。果たして、新型RS 5はまたも谷口に感銘を与えることができるのか? 私たちは期待と不安を抱きながら、谷口のドライブで走り去るRS 5の後ろ姿を見送った。

試乗を終え、取材のベースとなる駐車場に戻ってきた谷口は、開口一番、こうコメントしたのである。
「いや、もう、素晴らしいですよ。ここから走り始めて、加速していく感じとか、あのカーブをすっと曲がったときの印象とか、まあ素晴らしいのひと言ですね」

RS 5のどこが谷口をそれほど強く捉えたのか?
「絶対的な安心感ですよね。もう、なにも怖くない」
これは、アウディを評価する際に谷口がよく口にする言葉だ。

「安心感が強いから自信を持ってコーナーに進入できる」「安心感が強いからコーナリングが楽しい」

 
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アウディRS 5クーペ
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4725×1860×1365mm/ホイールベース:2765mm/車重:1760kg/駆動方式:4WD/エンジン:2.9リッターV6 DOHC 16バルブ ツインターボ/トランスミッション:8段AT/最高出力:450ps(331kW)/5700-6700rpm/最大トルク:600Nm(61.1kgm)/1900-5000rpm/タイヤ:(前)275/30ZR20 (後)275/30ZR20/価格:1257万円
アウディRS 5クーペ
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4725×1860×1365mm/ホイールベース:2765mm/車重:1760kg/駆動方式:4WD/エンジン:2.9リッターV6 DOHC 16バルブ ツインターボ/トランスミッション:8段AT/最高出力:450ps(331kW)/5700-6700rpm/最大トルク:600Nm(61.1kgm)/1900-5000rpm/タイヤ:(前)275/30ZR20 (後)275/30ZR20/価格:1257万円拡大
 
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