エンジンに新技術、マツダが「CX-5」を一部改良

2018.02.08 自動車ニュース webCG 編集部
「マツダCX-5 XD Lパッケージ」
「マツダCX-5 XD Lパッケージ」拡大

マツダは2018年2月8日、SUV「CX-5」に一部改良を実施し、予約受注を開始した。発売は同年3月8日を予定している。

2.2リッター直4ディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 2.2」。
2.2リッター直4ディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 2.2」。拡大
「XD Lパッケージ」のインストゥルメントパネルまわり。
「XD Lパッケージ」のインストゥルメントパネルまわり。拡大
「XD Lパッケージ」のシート。
「XD Lパッケージ」のシート。拡大
「XDプロアクティブ」
「XDプロアクティブ」拡大

エンジンの改良と装備の強化を通して、商品力をアップ

今回の改良では、ラインナップする3種類のエンジンすべてに大幅な改良を実施。ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」については新しい燃料噴射システムや、エッジカットピストン、低抵抗ピストンなどを採用したほか、SKYACTIV-G 2.5にはマツダ初となる気筒休止機構も搭載した。

一方、ディーゼルエンジンについては既存のユニットに代わって上級SUV「CX-8」と同じ改良型の「SKYACTIV-D 2.2」を搭載。急速多段燃焼などの技術の導入により、実燃費と走行性能を向上させている。

これらの改良により、ガソリンエンジン車では高速道路やバイパスなどを一定速度で走行している際の実用燃費の向上が、ディーゼルエンジン車では多人数乗車時や荷物を載せた状態における、従来以上の快適な走りと実用燃費の向上が期待できるという。

同時に、装備の強化も図っており、メーカーセットオプションとして新たに360°ビューモニターを設定したほか、パワーリフトゲートのオプション設定をガソリンエンジン車にも拡大。車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付き)を全グレードに、自動反転機構およびワンタッチ&タイマー付きパワーウィンドウを「25S Lパッケージ」「XD Lパッケージ」に採用した。

さらに、インフォテインメントシステム「マツダコネクト」にはCX-8や「デミオ」と同じ最新の自車位置演算ユニットを採用。高層ビルの多い場所や高速道路の高架下などにおける自車位置測位と表示を、より正確なものとしている。

価格は249万4800円から352万6200円。

(webCG)
 

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