アウディが「A6アバント」の新型を発表

2018.04.12 自動車ニュース webCG 編集部
「アウディA6アバント」
「アウディA6アバント」拡大

独アウディは2018年4月11日(現地時間)、新型「アウディA6アバント」の概要を発表した。

 
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マイルドハイブリッドを標準装備

2018年3月のジュネーブモーターショーで新型「A6」(セダン)が出展されてから1カ月。そのワゴンバージョンが発表された。

今回公表されたボディーサイズは、全長×全幅×全高=4.94×1.89×1.47m。長いボンネットやワイドなシングルフレームグリル、緩やかに流れるルーフライン、4WDであることを強調するフェンダーの張り出しなどがエクステリアの特徴とされている。

インテリアについては、ベーシックな仕様に加えて、装備の異なる4種類の仕立て(スポーツ、デザイン、デザインセレクション、S lineスポーツパッケージ)が用意される。室内を立体的に照らすコンツァーアンビエントライトパッケージ(オプション)も見どころのひとつ。フロントおよびリアの室内幅に加えて、リアシートのニースペースも現行モデルより拡大されており、荷室の容量は5人乗車時で565リッター、リアシートの背もたれを倒した状態で1680リッターが確保される。

新型A6アバントには、オルタネーターを活用したマイルドハイブリッドシステムが標準装備される。これにより、55~160km/hの速度においてエンジンを停止した状態でコースティング(惰性走行)できるほか、22km/h以下の速度ではスタート/ストップ機能も作動。エネルギー効率の向上が図られている。

一方でその走りは、現行モデルよりも快適かつダイナミックになっているという。オプションの「ダイナミックオールホイールステアリング」を選択すると、車速60km/h以下でリアのホイールをフロントと逆向きに最大5度まで操舵可能に。回転直径は最大1m小さい11.1mとなり、駐車時や狭い道路での取り回し性を向上させる。

そのほか、カーナビゲーション使用時にはルート上の右左折も考慮して作動するクルーズコントロール機能や、各種の警告に対してドライバーが反応しない場合にシステムが運転を引き継ぎ、ハザードランプを点滅させて走行車線内に停車させる「エマージェンシーアシスト」、10.1インチと8.6インチの2つの大型ディスプレイを併用するインフォテインメントシステムの採用などもセリングポイントとなっている。

日本市場には、2018年内に導入される見通し。

(webCG)

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